子育てお父さんさんのブログ
2012年の投資目標、方針
2012年は、昨年同様、長期トレンドは下向きで、年足小陰線を覚悟したい。
欧州信用不安の問題は大きく、大規模な国債償還などのいくつかのイベントを混乱無く乗り切ることは難しいだろう。
財政余力の無い各国が十分なセーフティネットを準備出来ない以上、いくつかのハードクラッシュが起きるだろうし、その度に下げ圧力は高まるだろう。
ただ、混乱が起きる度に、十分でないものの取り繕う手当てはされるであろうから、一方方向で下げ続けるのでなく、大きな戻り局面も挟みながらトレンドはゆっくりと下げていくことを想定したい。
財政的に厳しい先進各国は、緊縮的な財政政策を取らざるを得ない。
その中で、日本は、震災復興などある程度否応も無く財政支出をせざるを得ず、相対的に景気は悪くない状況が現出する可能性はあるものの昨年行われた日銀のETF購入も今年は大きくは期待できないだろうし、有力な買い方がいないまま、資金流出傾向に歯止めがかからず、上昇局面があっても長く続かず、下げに転じるイメージを持っている。
大きく売り込む投資家がいない状況で、過度な弱気までは考えていないが、信用創造と収縮、日本市場への資金流入と流出の綱引きでは、収縮側、流出側に傾かざるを得ない以上、戻りは限定的と考えて、戻り売り戦術をベースに取り組むことにしたい。
2012年、今年の投資利益目標は、+8.9%。
’09年、’10年の譲渡損失申告額を上回ることを目標に。
’09年の譲渡損失申告額を上回る、+2.4%を最低目標で、ここを上回れば、あまり無理しないところでいきたい。この2,3年、+5%くらいの利益を出すと、その後に同じくらい損失を食らうことを繰り返しているので、大きな利益を出したら一休みを心がけたい。
昨年、信用取引を使って利益を上げることが出来たので、今年は、更に使いこなしていきたい。
リスク回避の局面で両建てで回避したつもりが、逆に損失を拡大させた場合があった。
ザラ場を見ているわけではないので、急激な動きには付いていけない私にとっては無理がある戦術だった。あっさり損失切りして出直すことを徹底したい。