はるるっぴさんのブログ
謹賀新年
オリンピックでの日本選手の活躍など少しでも
明るい話題が多い年になってほしいと思います。
日記を書く時間がないので
本の紹介です。
「国家破産」
これから世界で起きること
ただちに日本がすべきこと
吉田 繁治氏著
PHP出版
この内容で1900円は安いと思う。(個人的な考え)
とてもわかりやすく解説されている。
著者の吉田 繁治氏については
日記で何度かご紹介したと思います。
タイトルだけみると
「ヤバい~」
(>_<)
と思いますが
内容は、わたしと同じように金融への予備知識がなくても
読むことができるビジネス書だと思う。
最終的な資産運用については投資家自身が考えることになりますが
参考になると思います。
(わたしの考えと少し違うところもある。)
ある金融機関の人と昨年末、国家予算についてお話しすると
「ゆゆしき事態ですねぇ~」
(・_・;)
と言っていた。
そのような言葉を使うのか~
と思った。
今回の日記は「ユーロ圏の固定相場制から変動相場制へ」で書きましょうと
思いましたが、時間なしで少ししか書けない。
少しだけ
(間違いもあります⇒みんかぶ事務局へ)
・・・
EFSF(欧州金融安定基金)もユーロ崩壊の可能性を明記した。
(基金ではなくファンド・・・)
(もっと言えば、証券化商品の仕組みに類似している。仕組みが複雑です。)
前述の、著書にもユーロ解体のことを書いてあったと思います。
もちろんどうなるかわかりません!
(きょうあす起きることを書いていません。)
ユーロ危機を理解するには、為替と同じように
経常収支、国際収支を理解する必要があると思います。
ある旭日章叙勲者にユーロ導入した時の話を聞くと
ドイツは、東ドイツを統合していたから
経済は、混乱していたと言う。
その後、ドイツ経済はユーロ圏の恩恵を受けたこともありますが
(このあたりは、難しいので省略。要するにわからない・・・)
ユーロ導入後、日本と同じ勤勉な国民性のドイツ経済は回復した。
本来であれば、ドイツマルク高になるところですが
通貨が統一通貨ユーロであったため(ユーロ圏の固定相場制)
ドイツは、ドイツにとっては割安な通貨ユーロによって域内貿易でも利益をあげることができた。
その矛盾も限界にきた。
かつて日本が
1ドル360円
スミソニアン協定で
1ドル308円
それから
日本の金融機関が、
たくさん、米長期国債30年物(T-Bond)を
買っていた時の水準が
1ドル230円~240円
そして今
1ドル80円割れ
もしユーロが解体すれば
ドイツマルク(ドイツの法定通貨)についても
同じようなシナリオもある。
(もちろん、相当状況は違うと思う。)
よくマスコミなどで円高といった話を聞くが
実質実効為替レートでみれば円高ではない。
円高と言っている人は、本当の素人だと思う。
(正しくは、USドル安、ユーロ安、UKポンド安など
円は、主要国際通貨との交換レートが高くなった。)
(韓国ウォンは、金融危機前より、相当安くなっているので実感できると思う。)
(お立場があってそのように言っている人もいる。)
しかし、周知の通り日本には巨額の国家債務があるので
どちらにせよインフレになるでしょう。
(民間部門は、ギリシャなどと比べれは、はるかに健全だと思う。)
いつか円安になることも想定できる。
(それよりも通貨安になると思う⇒その裏側に悪いインフレがある。)
この点についても前著にくわしく解説されている。
今年は、日本人の多くの人が忘れていたインフレを
実感として感じることができる年になると思う。
ほかにもいろいろなことがありすぎて書く時間がなし。
しかし、厳しい時代だからこそ
新たな発明、発見
立派な人物が登場するかもしれません。
期待したいと思います。
日本には世界に誇る製造業の高い技術がある。
長期投資家もチャンスがあれば応援したい。
みんなの株式も見方を変えれば
有効に利用できると思います。
新年明けましておめでとうございます。
ご紹介していただいてます本、「国家破産」読んでみます。。
(あまり読みたくないけど・・・ こわい・・)
いつもお忙しそうですが
日記を楽しみにしています、会員の一人です。
どうか少しずつでも続けてもらえるとうれしいです。
今年もたくさんのことが個人的にも、また、日本にもあるかもしれませんが
ただただ前だけをみて、進んで行きたい。と思っています。
どうぞよろしくおねがします。
sari