あるナニワ金融業者の愚痴。 ※関西弁は翻訳ソフトがテキトーなのでテキトーです(中身も?)
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あー、やってられん。
保証人(ドイツ、ECB)がしっかり保証せーへん放蕩オヤジ(PIIGS諸国)に金貸すのは土台無理や。
しかも、貸し付け金焦げ付きの保険(CDS)支払いも、保証人のドラ息子達(独仏の銀行)が保険売りまくったせいで、滞っとる。
これじゃ、尚更、貸せん。
ほんまに保証する気あんのか?
大体、放蕩オヤジの稼ぎの一部を保証人が取り上げとんのに(通貨統合)、しっかり保証せーへんなんてオカシイやん。
近い将来、連帯保証人(財政統合)になってちゃんと保証します、とか言うとるようやけど信じられへん。
保証人がしっかり保証せーへんし、保険もよう効かんなら、安い金利で貸せるわけない。 高い金利にしてもらわんと、怖くて貸せん。
保証人、近頃では、放蕩オヤジの金使い締めるよう、ぎょうさん口を挟んどるようやけど、ロクに息抜きもさせんから(財政超緊縮)、却ってオヤジの稼ぎ(景気、税収)落ちとる。
稼ぎの落ちたオヤジに高い金利の貸し付け、、これじゃあ、危ないって噂が町中に広がるのも無理あらへん(格下げ)。
こっちやヨソだってそこそこ借金抱えとるんやから(米国、日本)、まずは金持ちの保証人(ドイツ)がドンと保証金積むのがスジやろ(PIIGS国債買い入れ拡大など)。
おまえんとこの身内(米銀)も保険の売り手やろ、って脅かされてもなあ。
一番、裕福そうな貸し手(中国)も焦げ付いたら痛いんやろけど(最大輸出先のEU向け輸出減退)、なんせこっちも名うてのドケチやから、金はぎょうさん出さんやろし、、
ま、結局、保証人(ドイツ、ECB)がしっかり保証する姿勢(PIIGS国債買い取り、PIIGS財政支援など)示さんとダメってこっちゃ。
そいならウチも低利で貸せるわ、くらいの安心感が出てこんとダメやわ。 今のままじゃ、口先とやってることが逆や。
そうそう、保証人、最近、親戚の貸し付け人(欧州の銀行)にはあれこれ金銭援助して、あっちのほうへの伝染、あっちの資産投げ売り(リスクオフ)は落ちついてきとるけど、いつまで持つんかなあ。
放蕩オヤジからの稼ぎピンハネ(通貨統合)も、ちょっとは控えてるようやけど(ECB金融緩和拡大)、ドケチな保証人(自国内のインフレは毛嫌い)がそうそう控え続けられるわけも無し。
保証人のウチじゃ、保証金がぎょうさんなってきて大変やーとか、保証人辞めんかとか(ユーロ離脱)、いろんな話が出とるようや、、、番頭のおかん(メルケル)にそのつもりはないようやけど、。
要は、ドケチのおかんがドケチの身内(ドイツ国民、マスコミ)をどれだけ説得出来るか、ってこっちゃ。
どっちもドケチやから、よっぽど切羽詰まらんと動かんやろなあ。
あとは、保証仲間(フランス)の大泣き待ちかもな。
噂広げて尻に火ー付けんと、、、。
こっちも、いつまでもドケチに振り回されんのはかなわん。
うちだって身内の保証はしっかり済ませたんやからなあ(リーマンショック処理)。
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IMF経由の資金供給は米国の反対で困難。
EFSF、EMSもドイツが資金拠出拡大に踏み切らねば十分機能しない。
要は、ドイツ、ECBが、(市場に安心感を与えられる)PIIGS国債金利を十分下げるだけの資金拠出を出来るか否かが、問題終息のポイントになるのでしょう、先延ばし路線、一気解決路線いずれを取るにせよ。
そうなれば以前の日記に書いたような好循環が生まれます。
今の、ECBが手を汚さない間接統治方式(欧州銀にあれこれやらせる方式)ではPIIGSソブリン債の金利低下には限界があるでしょう、たぶん。 民間規模ではそれほど大きなリスクはとれないでしょうから。
不良債権処理の先送り路線で、金融緩和を拡大するにせよ、それによるインフレにドイツが我慢出来なくなり引き締め化、PIIGS問題再噴出となった2011の経緯を忘れてはなりませぬ。
間接統治、先送りとも不安定なのです。 この不安定な波動が底這うか上向くかは、米国、新興国景気など外的要因に影響されますが、海外景気上向き=世界的金融緩和拡大=ドイツのインフレ化=欧州の金融緩和困難化、、です。 やっぱり不安定。
不良債権を残存させたままだと、経済政策は複雑化してしまう(――;