いまの株式市場にとって民主党ってどういうふうに映っているのでしょうか。
株式相場は通常、将来の経済に対する期待値を反映します。
そんなことはみんかぶの方々はみなご存知のはず。
景気が悪ければ株価が下がって政府に景気対策を催促するいわゆる「政策催促相場」が展開します。
小泉政権時代のようにこの首相なら先行き安心となればストレートにぷれみあむがのっかって日経平均株価は1万8000円台まで上がりました。
今の株価はあまり下がりませんし、上がりません。
というか、11月が8年ぶりの薄商いになったように株式投資に参加する人が極端に減りました。
きょうのニュースは家計における増税ラッシュ。
ただでさえお先真っ暗なのにさらに増税すれば投資マネーの縮小均衡間違いなし。
まず期待値を高める大胆な政策を打ち出し、次にそれによって個人の支出を増やして消費を促す政策をとるのが常識的な対策です。
それで消費税収も増えるわけなので、増税は最後の手段です。
鳩山氏から始まる素人集団の政治にマーケットはうんざりからあきらめモードに入ったように思えます。