私は、十数年、間に2,3回くらい抜けはあったかもしれないが、ほぼ毎年確定申告をしている。
最初は、住宅ローン控除のためだったが、やり方を覚えて、医療費控除や、株式譲渡損益の申告もやり始めて今に至っている。
医療費自己負担が、まだ7万円余り、今年も10万円を超えそうに無く、医療費控除は適用出来そうにない。
生命保険料控除の枠は使い切っているが、個人年金保険料控除の枠は余らせている。
毎月何万円も個人年金で保険会社に支払うくらいなら、自分で運用した方がマシだと思っているが、それでも個人年金控除枠を丸々余らせているので、年間保険料支払い10万円ジャストの商品が無いかしらといつも思うのだけれども、そんなミミッチイ個人年金商品というのは、どうも無さそうなのが残念だ。
そう言えば、東日本大震災で1万円以上の寄付をしたので、今年は寄付金控除が適用できる。
今年、損失申告の繰越期限が切れる3年前の分の枠を使い切るくらい利益を上げたかったが、12月で益出し売りが出来る持ち株もほんの僅かしかなく、結局、枠を使い切らずに1/3くらい流すことになりそうだ。
覚えてしまえば簡単だと思うのだが、毎年、確定申告会場で、税務署職員と延々とよく分からない質問をしている高齢者の方が沢山いるのを見ると、書類を見るということ自体に馴染みが無い人には、とんでもなく難しいことなのかもしれないとも思う。
でも、自分が幾ら税金を支払っているのか知ることはとても大事なことだと思うが、面倒だとか、難しいというのが先になってしまうんだろうか。
私自身は、毎年、確定申告を楽しみにしている。
そんな人って、他にいないのだろうか?