“節電の冬” 灯油購入に苦慮
いわゆる 「節電の冬」 がスタートしてエアコンの使用を抑えようと石油ストーブの人気が高まる一方で、
燃料の灯油を販売する業者は急激に減少していてマイカーがない人たちの間で灯油の確保に苦慮する
ケースが出ています。
石油ストーブは例年より前倒しで売れていて、東京にある民間の調査会社によりますと全国の家電量販店では
ことし9月は去年の16倍、10月は4点4倍にのぼりこの2か月間で去年12月までの4か月間の販売実績を
すでに上回っているということです。
一方で灯油の購入先のひとつ、ガソリンスタンドの数は年々減少しています。
資源エネルギー庁によりますともっとも多かった平成7年3月に全国でおよそ6万か所あったものがことし
3月には3万8000か所あまりと4割近く減りました。
特に都市部での減少が目立ち、減少率は東京が50点3%と全国でもっとも高く、次いで大阪が46点5%、
福岡が45%などとなっています。
こうした中、お年寄りやマイカーがない人たちの間では灯油を確保するのに苦慮するケースが出ています。
都内の団地で暮らすお年寄りの女性は 「近くのガソリンスタンドが廃業となり、車もないし灯油を確保
するのも一苦労です」 と話していました。
一方、東京・練馬区で長年、灯油の配達販売などを手がける会社には灯油を購入したいという問い合わせが
相次いでいます。
会社から20キロ以上離れた配達の対象ではない地域に住む客から寄せられた注文を断らざるを得なかった
ケースも出ているということです。
この会社では 「住宅環境の変化で灯油の販売は減少傾向だっただけに灯油に注目が集まるのはうれしい
ですが、欲しい人に届けられないもどかしさも感じます」 と話していました。
12月01日 20時46分
いやぁ~ 競争相手が いないと、 儲かりまんなぁ ~~ ┗(^o^)┛ がっぽ がっぽ