目標50億ユーロ全額の調達に成功
応札倍率も1.989倍とまずまず
利回り6.087%は高いが、市場取引値に比べれば低い
これでイタリア国債市場が落ち着くか・・・
ヨーロッパ市場は下げてスタートしたものの盛り返しプラスに浮上
ただ、イタリア国債の入札結果が出たあたりから下落に転じ、
FTSE100は早々にマイナスに転じ、
フランスCAC40は上げ幅縮小、一時マイナスに転落
イタリア議会では財政関連法案を明日11日に採決するらしい
与党が賛成、野党は棄権で成立予定
それをもってベルルスコーニ首相は退陣
しかし、その後の連立政権の枠組みは未定
少数政党乱立のイタリア議会、もともと首相の任期も短命が多い
首相退陣で政策決定が迅速化、とはいかない気がする
国民受けしない政策を断行するほどの覚悟も感じない
ともかく、連立の枠組みと新首相を週末に決めるのだろう
そして週明けには市場の審判を仰ぐことになる
スペインの総選挙も今月20日に実施
野党勝利の予想が報じられている
市場はイタリアに集中して猶予されているが、
スペインの債務問題も根深い
新政権が市場の信認を受けられるかどうか、選挙後早速試される
銘柄の予想割合を買い:売りで1:3くらいにしようかと思っていたが、
今日は様子を見よう
明日のオプションSQ通過後、売り銘柄を増やすか