ユーロは、ギリシャへの支援策を大筋決めたが、ギリシャでは、この案を受けいれるかについて、国民投票を行うと発表し、株式市場は混乱している。支援するというのに、なぜ国民投票かと思う。新聞では、国民投票よりも、総選挙を行うべきとの主張もある。
こんな混乱の中で、考えた。予期せぬ出来事は、今までの、生涯の中で何度も有った。しかし、何とかやってきて、今は生きている。最近は健康こそ宝であり、財産であるとも思う。
2週間ほど前から、左足の関節を痛め、動くのも大変だったが、今では階段も、何とか上り下り出来る。無理に走ったため、関節を痛めたのだ。
最近は、株式よりも、健康に気を使う様になった。しかし、相変わらず、日経新聞は毎日2時間程見ているし、NHKラジオの夕方ニュースはよく聞いている。それでも、世の中は分からない事ばかりだ。こんな事を考えているうちに、人は死んでゆくかもしれない。
一日一生と、一期一会と、最近よく口にするようになった。その時だけである。そうだ、人生はその時だけで有るのだ。永遠とは続かない、何時、ぷっつりと切れるかわからないものなのだ。最近、赤塚富士夫が「これでいいのだ」の意味について、新聞のコラムで読んだ気がする。天才バカボンの、パパ役が、赤塚富士夫だったらしい。おそらく、ここには、あれこれもがいてみても、どうにもならない、人の限界があるのだろう。だから結果はこれでいいのだと結んだのだろう。
しかし、生きる上では、これだけはと、思うものが誰にもあるのでは。わたしは、わたしなりにあることが有る。それは、どこまで生きられるかといろいろ、工夫して生きる事である。これは限界への挑戦である。それには、今を大切に生きるしかない。こう考えてふっと思った。そうか、今日は文化の日だ。
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