大王紙 井川前会長の父親の顧問と弟の取締役に辞任要求

arama-さん

 大手製紙メーカー「大王製紙」の前会長がグループ企業から100億円以上を借り入れていた問題で、会社側が27日、前会長の父親で創業者の長男でもある顧問らに対し、辞任を要求したことがわかりました。

 この問題は、「大王製紙」の井川意高前会長(47)がグループ企業から100億円以上を借り入れ、うち50億円以上が返済されていないものです。

 「大王製紙」は弁護士らでつくる調査委員会を設置し、内部調査を進めてきましたが、27日、佐光正義社長が、井川前会長の父親で創業者の長男でもある井川高雄顧問(74)と前会長の弟の井川高博取締役(45)を会社に呼び出し、2人に辞任を要求したことが関係者の話でわかりました。

 井川高雄顧問は今年3月の時点ですでに前会長の巨額借り入れについて把握していたことがわかっていて、前会長の借金を早期に止められず、借り入れ額を膨れ上がらせた責任を問われたものとみられます。(27日20:42)

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