強烈!モノラインは救うべきではない!!

債券の神様、PIMCOのビル・グロス氏が英FT紙へ寄稿

米政府に対し、モノラインを救済すべきではないと呼び掛けた。破たんを容認できないとする考え方にとらわれてはならないとしている

アムバックにとって良いことが米国にとっても良いこと」という考えは単なる間違いだと指摘。「世界秩序の頂点」にとどまろうとする米国が、工業化から「金融化」へ国内経済が転換した事実に直面する中、こうした気質が再び浮き彫りになったとの分析を示した

モノラインは当初は地方債などだけを保証していたが、現在では多岐にわたる金融資産を保証しており 測りきれない規模の「バブル」を助長した

グロス氏は、近代的な金融をベースとする米経済は、主力産業による支えもなく世界の繁栄を保証して きたといわれるが、モノラインの救済も超低金利もここ数年続いた高い経済成長率の復活を後押しすることはできないだろうと結論付けた。以上、転載でした…


更にこれに付け加えると…
利下げをしても救われないどころか、月々の返済額が2倍になる、オプション付き変動金利型住宅ローンでは、約50兆円超の住宅ローンで債務者が苦しんでいる。まったく凄いローン商品です。まるで時限爆弾のようなもの。こんな問題を抱えながらも、世界のVIP、アナリストや竹中氏のような経済学者達の中には、米経済や信用不安は大丈夫だ、一時的なものだ、今年後半には世界経済は力強く、潜在成長率に戻るなどとほざいている。さぁーて、ことの行く末が楽しみです。
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