先週末の注目点の一つとして、為替レートが上げられる。
以前から注目していたのだが、円安で株価は上がることが多いが、時には円安が株安につながっているのではないか、ということで、先週末の豪ドルを始めとする急激な円安で今週のNKはどうなるかということだ。
海外市場の株価は、高止まりしつつあるようで、この結果なのか、各国通貨の対円レートが上がって、結果的に急速な円安状態になっている。
市場の注目は、ユーロ圏の財政問題とともに、アメリカ企業や日本の大手企業の決算報告に向けられているようだ。対象とされる7~9月は、サプライチェーン問題とユーロ危機で、各企業の業績回復に比して、雇用問題や景気回復の遅れなどが影響して、増収・増益があまり期待できないとされてきた期間だったと思う。
以上から、意外に好調なアメリカ企業の決算と、回復が認められるまたは期待できる日本企業の決算報告が出てくる可能性がある。実際上はそれほど向上していなくても、期待感で好意的な見方をされるかもしれない、ということを考慮する必要があるだろうが・・・。
ということで、エルピーダは内需型ではあるが世界と競うという点から円安傾向の好影響が期待できると判断して、比較的良くない決算報告が出ても大きく下げないと見て他と同列に扱い、pics銘柄の継続か終了かの検討を続けていく、「様子見姿勢」で臨みたい。
その上で、日記の冒頭での「円安株安」はどうなのかをも検証してみたい。
蛇足で、今週のNKレンジは8500~8900円という感じ。あくまで、ニュアンスで、一時的にはこの範囲を超えることは十分あり得ると憶測し、注意は怠らないようにしたい。
蛇足ついでに、NK日足・週足について、いくつかラインや注目の印をつけてみているので、日記に付けておく。それぞれについては、コメントはあえてしない。それぞれ意味を持って色別けしていることだけ、注釈する。
と書いたが、別のPCに保存されているのを思い出したので、後で、コメに記載する。

