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NY市場の下げ
サブプライムローン問題の蒸し返しと、金利高、原油高が主な要因となっていますね。為替は落ち着いていますし、NY市場はボックス相場に入ったってことでしょう。下値がどのくらいになるかはわかりませんが、目先はそんなに深押しはしないと思います。世界的に株価が下落局面に入るときは、過剰流動性の縮小に伴い為替が円高方向に反転するでしょう。
日経平均が今週高くなったのも、主たる要因は円安によるものだと思うので、為替の動きは今後も注意した方が良いですね。
NY市場の今後の動きは、一ヵ月後にゾロゾロと出てくる、6月の住宅や個人消費の指標が鍵になると思います。金利高、ガソリン高による影響がどこまで出るか。ちょうどその頃には、米企業の2Qの決算が出揃ってくるので、これも株価を動かす要因になるでしょうね。
日経平均も、為替がさらに円安にすすめばまだ上がるかもしれませんが、しばらくはNY市場を見ながらのボックスではないかと思います。レンジは17800-18200くらいかな。
足元、気になるのは原油の動きですね。WTIなんて米政府や米系証券が胴元の賭博場みたいなものですから、コントロールしようとすればいくらでも操作できるわけで、今の原油高の意図がよくわからないです。原油高による過剰流動性の拡大(オイルマネー)を狙ったものなのか、インフレ懸念、個人消費の腰折れにより、株価の下方向への値幅を取ろうとしているのか。
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