「トレード症候群」とは俗に言う「ポジポジ病」のことです。常時、マーケットに入っていないと気が休まらない、いつもポジションを持ちたがる、いわば強迫観念に苛まれている状態のことを指します。実は、私も雇われディーラーとして銀行でディーラーをやっていた頃は、この傾向は強かったと思います。早い話が、ディーラー予備軍など幾らでも存在しているので、そう言った競争相手に負けない為にも、常日頃から、ポジションを持ち続け、マーケットの中に入っていないと気が安まらなかったわけです。それこそ、マーケットレートが見られない状態は気...