はるるっぴさんのブログ

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外貨準備とゴールド

ひとりごと日記です。

 

世の中
投資で成功している人よりも
損している人たちが多いようです。

 

お会いしたファイナンシャルプランナーの重鎮からも
「17000名FPがいてもマーケットを語れる人間がひとりもいない!」
と言われてしまった。

 

ひとりもいないことはないと思うけど・・・

 

世界の中央銀行は、外貨準備として金(ゴールド)を保有している。
昨年、インドやスリランカなどのリッチとは思えないような国も
IMFから金を購入された。

 

平時ならば、金(ゴールド)はなんといっても、そのモノから
利息を生まないので
(保有していても膨らまない)
(リースレートはあるので、金利や配当がつかないと言っている人は素人さん。)
中央銀行の積極的な投資先ではなかった。

 

今は、平時ではないので中央銀行は金を買い越している。
(2010年の金需給統計の公的購入)
(くわしくは、専門家へ)

 

世界金融危機により
金の価格が上昇したとする見方もできるが
米ドルの価値が下がったとする見方もできる。
(金を売っている場合ではなくなった。)
(今、金価格が暴落しているのは、売りたくない人の売りによるもの)

 

見方が違うと、その先に想定することも広がってくる。

 

各国の外貨準備を見ると
アメリカやユーロ圏の主要国ドイツ、フランス、イタリア、オランダなどは
外貨準備の多くの割合を金で保有している。
(賢明だと思います。)

 

アメリカは、その昔20000トンくらいあったが
今は、8000トンくらい。
これも本当に見た人の話を聞いたことがないので確信はない。

 

ニクソン・ショック(1971年8月15日)のことを考慮すると
簿価は40ドルくらいでしょう。

 

歴史的にニクソン・ショックは
世界経済・金融にとって
大きな事件です。

 

教科書でも勉強しました。

 

そして

 

中国、日本、韓国、ロシアの外貨準備は
金の割合が少ない。

 

ロシアは「金を買いますよ~」と公言している。

正直でよろしいと思う。

 

日中韓は、米国債をたくさん保有しているので
リスクが偏重している。

 

中国の中央銀行(中国人民銀行)が
金を買うと公言したら
金価格が急騰してしまう。

 

自分たちの買いで金価格が上昇し
自分たちが困ってしまう。

まず、個人に買ってもらっている。

 

もしも、中国バブルが崩壊すれば
(ケネス・ロゴフ教授やロバート・シラー教授なども警鐘されている)

個人がお金(人民元)に困って、金(ゴールド)を売ってくれる?
その時、中央銀行は、4大銀行経由で買いましょう~

 

個人経由で自国に金(ゴールド)を流入させているとする見方もある。
(いろいろと問題があることは少し知っている。)
(ひとつの見方にすぎない)

 

中国4大銀行(順不同)

 

中国工商銀行
中国農業銀行
中国銀行
中国建設銀行

 

北京にある中国工商銀行の本社は見学する価値があると思う。
長期投資家にとっては観光名所。

 

いずれにせよ
なるべく静かに安くたくさん買う
努力をされるのでしょう。

(もちろん、どうなるかわかりません)

 

多くの日本人は、著名な学者や
有名な専門家の影響もあって
比較的のんびりしている。

 

政治的な問題は別として
少なくとも長期投資家は

外貨準備の割合に関心を持ってもよいかもしれません。

 

専門家のアドバイスを聞いていれば
10%くらいしか保有していないはずです。
(プロ中のプロ、ドイツ中央銀行の準備金比率は70%くらいだったと思う。)
(10%以上買う場合は、勉強してからにしたいもの。)

 

商業的にも重要な為替にも
関連することかもしれません。

 

好き嫌いはありますが
難しい本を2冊ご紹介します。

(推奨している訳ではありません。)

 

「ブラック・スワン」

 

サブタイトル:「ありえない」なんて、ありえない!

 

ナシーム・ニコラス・タレブ氏著
(金融デリバティブの専門家)

 

少し前の本ですが

 

「ソロスは警告する」

 

サブタイトル:超バブル崩壊・・・

 

ジョージ・ソロス氏著

 

・・・

 

また、地質学的なリスクを含め
さまざまなリスクに注意してほしいもの。

 

その中で、お金の知識は特に重要なので勉強したい。

しかし、世の中お金だけではない。
立派な人間を育てないといけないと思う。

 

 

 

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