今日は所用のため外出しますので簡単に失礼します。
ダウ平均株価が143.08ドル、1.30%と大きく上昇したことを受けて、今日の日経平均株価も高めのスタートになりそうです。CMEのダウ先物価格(円ベース)8,740円の近辺を寄り付きのメドとしています。
国内指標が豊富で、ザラバの予想は難しいところですが、ダウ平均株価の変動幅が大きく、必ずしも基調が強いとは言えないことが気になっています。したがって、ザラバの上値は限定的と考えています。8月の個人消費統計、9月のシカゴPMIとミシガン大学消費者信頼感指数確報値などを控える米株先物の動きから目を離せません。
ドイツ連邦議会が欧州金融安定基金(EFSF)の機能強化案を可決したことや、週間ベースの失業保険申請者数が予想を下回ったことなどから、ダウ平均株価は10時ごろには260.24ドルまで上げ幅を拡げました。
しかし、その後は午後3時にかけて急速に調整色を強め、45.45ドル安を付けています。
したがって、欧州情勢や予想よりも堅調な経済指標がダウ平均株価の上昇要因であったとは言い難いところです。
大引けにかけての反発を牽引したのは、3.1%上昇したバンクオフアメリカであると考えています。デビットカードについて、月額5ドルの手数料を徴収することにしたのがマーケットに評価されたようです。大引け後の時間外取引ではさらに0.31%上げています。
AMDが前日引け後に業績見通しを下方修正したことから13.66%安となり、テクノロジー株が弱く、ナスダック総合指数が0.43%下げていることも念頭に置く必要がありそうです。
今日は、消費者物価指数、有効求人倍率、失業率、鉱工業生産動向速報値など重要な経済指標が続きます。キューピー、タカキューなど決算発表も30社ほど。
したがって、ザラバの予想は難しいところですが、米国市場の基調が必ずしも強い明けではないこともあって、上値の重い展開を想定しています。
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