香港市場はお休み。上海市場は下げ。ドイツは高値止まり。イギリスはやや下げ。アメリカは昨日と同じ動きで、寄りつき高値でその後下げている。終値は昨日と同程度。
為替は、ドルとユーロは円安傾向が反転して、一昨日と同じ水準になろうとしている。
注目のユーロ圏の救済行動は順調に進められ、アメリカの失業率も改善の兆しが見えていたりして、好材料がかなりあるので、ダウが高値を探る動きを継続している。
以上からは、NKが上げて終えたのに、昨日に続いて、ダウが下げて終えるのを説明しようとすると、「ドルとユーロが下がっていき円高に戻る」ということしか、私には憶測できない。通貨も株価も、上げたら下げ下げたら戻すを繰り返しているだけになっている。材料が弱いからに違いない。
こうなると、明日のNKは、円高の程度に関わるが、ドル76.7円を超えて市場が始まれば買い相場、76.6円を下回ってからだと利食い売り、と憶測する。
素人が考えるのはここまで。どこかに、間違いがあれば、憶測ははずれるので、自分の考えを確かめるには良い日になる、・・・かな。
で、以上の憶測と関係なく、NKは、まだ上昇トレンドには入っていないことだけは確か。理由は3つ。
・大きな陽線でも、移動平均の25日線と一目均衡の基準線を上抜いていない。
・RSIやMACDも上昇局面を示していない。(パラボリックもまだらしい)
・円高やユーロ安が安定成長水準に戻っていない。(どちらも債務問題が解決の目途を見せていない)
以上から、来週にかけての相場に続騰を期待するのは、難しいのではないか。
一方、下げ止まることは大いに期待できる気がする。別の見方をすると、今回下げたら、底を打つことになりそう、とも憶測できる・・・。
さて、どうなることか、「当たるも・・・」