株で大きく負けたことの相談や、中にはお金を
貸してほしい、といった深刻な相談は、決まって
男性ばかりです。
投資をしている人は女性よりも男性の方が圧倒的に
多いと思いますが、それでも無茶な投資をするのは
男性ばかりです。
理由を自分なりに考えてみましたが、小さい頃から
競争ばかりさせられていたからだと思いました。
学生時代は勉強も点数競争。
学生が終わって働き出しても、会社のノルマや同期や
他人との出世競争がいつまでも続きます。
会社から離れても、スポーツ観戦をする人であれば
毎日のように勝ち負けで一喜一憂することになります。
勝つことが何より大事である、という価値観ができて
しまうのです。
このように、小さいころから価値観が同じまま刷り
込まれてている人の場合、株でも投資でも、とにかく
勝つこと、儲けることこそ正義だと錯覚してしまいます。
もちろん、勝つことが最終的な結果ですが、負けている
場合、それを挽回しようと、一気に危ない投資に突き
進んでしまうのも、競争意識、勝負意識の強い人に多いようです。
もし、自分も同じタイプだと感じた人は、競争意識
勝敗へのこだわり、執着を捨てるように心がけてください。
そして、負けたことを受け入れる気持ちを持つように
してください。
株の場合、大きな流れに逆らうことはできませんし、
無理をしても傷口を広げるばかりです。
じたばた動くよりは、じっくりチャンスを待つ方が良いと
思います。
負けたからといって、それで終わりではありません。
「株式投資は見逃し三振のない野球に似ている」という名投資家の
言葉にもあるように、バッターボックスにはいつまでも立って
いられるのです。
次のチャンス、その次のチャンスで取り返せば問題ありません。
http://saig.livedoor.biz/
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