モウ山 ウシ象さんのブログ

最新一覧へ

« 前へ131件目 / 全228件次へ »
ブログ

負け犬の、負け犬による、負け犬のための相場展望46

先週末、G20が閉幕、世界の株式の先物は、共同声明を受けて、下落した。しかし、ダウは、それほど売り込まれずに、小幅高で終了。
このダウの上げは、なぜか?
週末までに、650ドルほどの下げがあったので、週末を挟んでの買い戻しか、あるいは、G20の共同声明を受けての、上昇か。おそらく、週末を挟んでの買い戻しであろうと考えられる。
為替でも、週末、円安、ドル安方向に動いたのであるが、これも、おそらく、株と同じ理由であろう。ただし、円は、G20が終わり、介入があるかもしれないとの恐怖心が手伝っての、買い戻しと考えられる(外遊から帰ってきて、しばらくの間は、外交のビックイベントもないので、今のうちに、介入をするというのも、あながち、無いことはないだろう。もし、介入があれば、アメリカとの間に何らかの、交換条件があるかもしれない。危険部位入りのアメリカ牛肉の輸入再開か、沖縄かでの合意があったと考えていいのではないだろうか)。
ギリシャのデフォルトを、食い止めたいのであれば、条件なしで、現在よりも、10倍に増やした金額をギリシャに融資すればよいのである。
魔法少女コスプレ トルシェ
「ペンペコ ポンポコ ペロペロピー イタリア、スペインの負債よ!無くな~れ! ギリシャは存在自体よ!無くな~れ!」
やつは、総裁室でこんなことをしているのである!
アメリカの、4000億ドル強の雇用促進法案が、どうなるのか。アメリカの4000万の人々が、フードスタンプという、生活保護を受けているという現状。一応、車の売れ行きは、1~8月より改善したとのこと。
アイルランドとドイツの国債との間のスプレッドは少し縮まったとのこと。アイルランドの景気見通しが少し改善したためである(ただし、債権類への投資のためである。いつ崩れるかわからない)。ギリシャの次に売り込まれるのはポルトガルか?
先週は、ギリシャデフォルト懸念に始まり、G20で終わる。
動きがあるとすれば、やはり、ヨーロッパ時間からか?
<為替市場>
ドル円   75.20~77.20
ユーロ円  98.20~104.50
ユーロドル 1.3250~1.3650
週末の上げは、週末のポジション調整と考えているので、ドル円76.63とユーロ円103.54とで打診売り、金が暴落したので、終値付近で、打診買い 円建てで4062でロング。
先週は、ギリシャ問題で大きくユーロが動く、ただし、一気に下げるのではなく、確かに足は速かったのであるが、様子を見ながら売っているように思えた。また、他通貨のほうが、ドルストレート、クロス円で大きく下げた。
G20が閉幕したということで、当分の間は、各国首脳が顔を合わせるということはないであろう。さらに、企業の決算月である。つまり、時期的に、介入するにはもってこいである。アメリカとの間の、懸案事項で、ある程度、合意できそうなものを使い、為替介入に対する黙認を取り付けているかもしれないので注意である。
日本時間は見送り、ヨーロッパ時間まで様子を見るか、余裕があるなら、オセアニア時間に円買いするか、10時まで待って、円買いを行う(ドルでもいいかも?)。
重要指標は、アメリカ、EU、日本のものが発表される。金曜日のミシガンあたりが、動くかな?中国のPMIが発表されるので、これで、アメリカ市場があくまでの間の流れが決定するのではと考えている。
<株式市場>
日経平均   8250~8800
9000乗せはないかな?日本の重要指標が、木曜日にあるのと、介入があれば、一時的に200ぐらいは吹きあがるかもしれないが、そこが売り場になるであろう。
買いは、VIXくらいか?あと、PBR0.4割れ。PER10割れという激安銘柄が出始めているのと、配当利回りの5%越えというのもある。安値ではあるが、どこで、トレンドが転換するかが問題である。

しかし、難しいな。売りではあると思うが、ここからの売りは、ちょっときついかな。ダウも、10700ぐらいで、跳ね返しているので、だらだら戻る可能性も、無きにしもあらず。売るなら、ポジション小さめにして、状況を見ながら、徐々に、売りのポジションを増やすか?

 

現在、私こと、モウ山ウシ象は、バター犬の研究を行っているのであるが、今日は、全国から、手紙で送られてきた、バター犬目撃情報のいくつかを紹介いたします。
「これは、音声を変えてくれるんだろうな。顔にはモザイクをかけてくれ。
ああ、いいぜ、あれはバター犬だったぜ」(職業45歳男 54歳男性)
「あれは、わたくしが、ウシの刻参りを終えて、神社の境内から自宅へと帰る途中、犬の鳴き声が聞こえましたので、そちらを見ますと、なにもいません。バター犬でした。時間は、午前2時32分34秒から35秒のあいだで、そのあいだを十等分したうちの5から6のあいだ、さらにそれを十等分した6から7のあいだで(以下省略)」(職業 専業主婦 36歳女性)
「宇津井健、渡辺謙、バター犬。ウへへへへへへ。
バター犬バンド。ウへへへへへへへ」
(職業 冥界の伝道師 年齢、性別?)
以上のような、目撃情報が、続々、お便りで、ウシ象のもとに寄せられており、バター犬の存在は、確認されているといっても過言ではない!
将来、お巡りさんという怖い人に、無理やり連れられていかれてしまったとき、このウシ象、職業を聞かれた際、「自称バター犬研究家であります!」と答える所存であります!
このバター犬研究、このウシ象、ライフワークとしてやり抜く所存であります!

6件のコメントがあります
  • イメージ
    yoc1234さん
    2011/9/26 08:18

    おはようございます。

     

    バター犬とは泣きまねですか?

     

    面白い取り組みですね。

     

    江戸や猫八ならぬ犬七なんてあだ名は?

     

    空前のユーロ安も落ち着き、米株先物も上昇。

     

    いい感じになっています。

  • イメージ
    鬼瓦 厳蔵さん
    2011/9/26 19:48

    本日のおまけコーナーも絶好調っすねwwww

     

    とてもためになるアドバイス有難う御座いました!!m(_ _)m

    ギリシャの救済支援ですが、IMFとEUがOKを出す可能性は、

    どれくらいあると?モウ山先生は考えておられますか?

  • イメージ
    モウ山 ウシ象さん
    2011/9/26 21:26

    コメントありがとうございます。YOC1234さん。

    今回のバター犬は、ホームランです。

    予想に反して、介入はありませんでしたね。いったいどうやって、この円高を解消するつもりでしょうか?

    さすがに泥鰌では、外交上の駆け引きは無理ということでしょうか?

    職場で、休み時間中に、携帯で株価ボードを見てビックリです。

    タムロンの空売りを、冗談で、会社に行く前に、120円ほど下に、買い戻しのさし値を置いていたのですが、刺さっていました。

    VIX指数、いくつかの空売りのポジションも、買い戻せていました。

    今の状況から見て明日は上げかと考えています。

    今日、売りポジションを持ってはいるものの、介入をしてほしかったですね。

    政府に対して、もともと、あまり期待はしていませんが、さらに、不信感を募らせております。

  • イメージ
    モウ山 ウシ象さん
    2011/9/26 21:51

    こんばんは。鬼瓦さん。

    今回のバター犬は、ホームランです。

    一番ベストなのは、二つの場合を想定しておくことです。

    今日、ギリシャに、IMFの使節団が戻ることになったニュースで、ユーロが買われる展開ですね。

    おそらく、支援はすると思います。というよりも、せざるおえないでしょう。先週末からの、ニュースの内容からすると、ギリシャに対する支援額も増えるかもしれないとのことらしいようです(これは?です)。

    なにかほかに重要なニュースがあったような・・・?

    EUが全ての投資家を対象にギリシャの一部債券の買い戻しを計画。 これです。かなり大きいニュースです。実施されれば、一気に、リスクテイク方向に流れるのではと思っています。

    あと、中国の株の下げ方が異常です。注意する必要があるかも?(そういえば、中国の株について、コメントをいただいたことがありましたね。あの時、売っておいたほうがよかったな。ははははは)。

     

     

  • イメージ
    yoc1234さん
    2011/10/1 09:11
    おはようございます。

    ギリシャも半年、デフォルトが一番の反転材料。

    イタリア、フランス、スペインまで傷んでいます。

    ドイツの議会承認で少し気分は良くなったものの、

    ドイツ小売売上高悪く、一気に冷え込みました。

    米国は日本の輸出が回復。

    売るものがあるので大丈夫でしょう。
  • イメージ
    モウ山 ウシ象さん
    2011/10/1 09:48

    中国の経済成長を演出していた不動産が、少しまずいことになってきています。

    中国の株価が、下がっているということは、おそらく、いままで、中国に投資されていたものが、引き上げられているのでしょう。

    一時的なものであれば、そう、心配する必要もないでしょうが、このトレンドがどれだけ続くかです。

    ドイツは、欧州金融安定化資金にこれ以上金を出すつもりはないと言っています。

    まだまだ不安定な状況が続くでしょう。

    中国がこけると、欧州もまずいことになります(金主がひとつ抜けることになります)。

    いままで、無視していたフランス、イギリスの首相が来日するとのこと。なんとか金を出してくれということでは?

    需要は、人々の手元に、金があり、かつ、ほしいものがあって初めて生まれます。どちらかの要素が、なくなると、細ってしまします。

    今後、世界経済がどう動くかは、おそらく誰にも分からないでしょう(油断は禁物です)。難しいところです。

    一つ言えることは、yoc1234さんがおっしゃる通り、何らかの大事件がおこり、市場がクラッシュした時が、一番の買い時でしょう(いきすぎを狙いたいところです。だらだら行かれるのが一番困ります)。

コメントを書く
コメントを投稿するには、ログイン(無料会員登録)が必要です。