雇用のミスマッチ

東証一部.comさん
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「求人出しているけど申込がない」という中小零細企業けっこう多いです。雇用のミスマッチなんていう言葉が散見されます。実際、「欲しい人材」って少ないと思う。よその会社はどうかわかりませんが自分の会社の場合求めているのは、提案力や発想力がある、「考えて仕事をする」人材、です。「指示されないと動かない」「いわれたことしかできない」ではなく、「自ら考えて動いている」そういう人です。で、新卒だったりすると面接に来る人が実際に「考えながら」「自発的に」「積極的に」仕事をすることができるのか?できそうかどうか見ぬくのは、ちょっと難しいところ。「お、仕事ができそうだな」って考えて、雇用してみると、そうでもなかったりして、相手が仕事ができるかどうか事前に知るのは難しいように思えます。でも、それは、雇用する経営者が「どんな人材が必要」なのかよくわかってないからなんではないかなーと思います。例えば、大型トラックの運転手を募集しているところに、「オートマ限定免許しか持っていません」という人は応募することはたぶんないですし、そういう人を雇い入れることもないはず。テレビのニュースで就職氷河期とか言われていますが、そんなことはないと思うのです。大卒よりも、高卒の方が、雇用コストが安いというのも現実として影響が大きいかもしれません。あと、中途の雇用コストが高い(ところもある)という影響もあるのかなーと思います。10年ぐらいしたら、労働コストとか雇用コストというか、新しいレイヤーができるというか、人事というか、採用は本当によく勉強しなくちゃと思うのです。
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