昨晩NYは土俵際とかいたが、非製造表指数が悪く、朝起きたら案の定大幅下げ。12265という終値は、日足基準線を急激にわりこんだので、このままいくと12206の転換線から最安値11634を試す展開になりそうだ。
中長期のチャートも劇的に悪化。週足でも心配していたように、雲の下限を12550を大幅にきったため、週足べースでは、遅行線と雲のぶつかる12314も割り、下値のめどは直近安値や雲の下限までなくなってしまった。さらに深刻なのは、月足でも12429の基準線を下につきぬけており、完全に下方向になった。アメリカでは緊急利下げという話もでているようなので、どんどん下げるかどうかはわからないが、よほどのことがないと下降トレンドをきりかえすのは難しそうだ。
幸い為替はまだ落ち着いているものの、東京がこの下げにどこまで耐えられるかが注目になる。月足の雲の上限13319あたりをまもりきれるか、かなり苦しいと思われるが、それが陥落すると最安値12527、そして雲の下限12024を試す方向になってしまうかもしれない。とはいえ、この月足の雲の上限あたりは、かなり抵抗がぶあついので、果敢に抵抗してくれることを望みたいのだが。