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福井市の「おいしい水」
2011/08/19(金)
福井市の「おいしい水」販売停止 基準3・5倍の細菌検出、回収へ
福井県福井市企業局は19日、同局が販売している500ミリリットルペットボトル入りの地下水「おいしいふくいの水」から、食品衛生法の
基準値の3・5倍に当たる細菌を検出したため販売を停止し、自主回収する、と発表した。「飲まないでほしい」と呼び掛けている。
対象は5月製造分の500ミリリットル入りボトル。ラベルに賞味期限が「2013 05 20」と記されている。約6100本が消費者に渡った
とみられる。2リットル入りも各店に販売停止を要請する。
市企業局によると16日夕、市内の男性から電話で「14日にコンビニで買った水から異臭がした。交換商品も腐ったにおいがし、飲んだ妻
が下痢になった」と連絡があった。
同局は17日に通報男性のボトルを回収、市企業局で保管しているサンプルを含め計13本の検査を県外の検査機関に依頼した。これとは
別にサンプル6本を市が簡易的に検査したところ18日夕、1本から食品衛生法で定められた基準(1ミリリットル当たり100個)を上回る細菌
350個を検出した。病原性大腸菌は陰性だった。この時点で取扱店には販売停止を要請したという。県外機関の検査は10日ほどかかり、
判明後に公表する。
商品は、同市北野下町にある九頭竜浄水場からくみ上げ、富山県内の工場でボトル詰めして出荷している。500ミリリットルは120円、
2リットル入りは250円。県内のホテルやコンビニなど16店舗と自販機51カ所、東京・南青山のアンテナショップ「ふくい南青山291」でも
扱っている。
通報者の症状と水質との因果関係は不明。ほかに苦情は寄せられていないという。19日午後に記者会見した園谷博・企業局次長らは
「多大なご心配とご迷惑をお掛けし、深くおわびします」と陳謝した。水質異常が判明してから発表まで半日以上かかったことは「状況把
握と組織内の連絡などでタイムラグが生じた。おわびしたい」と説明した。
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