映画ずきのしんちゃんさんのブログ

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節目にとどかず

8日の日経平均は8793.12(+29.71) 雲 基準線の下 転換線8843をぬけずに下落。 ボリンジャー TPの下、バンドが急速に狭まっている。MACDは上昇 RCIは下落。

ダウは11295.81(-119.05) 雲 基準線の下 転換線11323を下ぬけ。 ボリンジャー TP11272のすぐ上。バンドが急速に狭まっている。 MACDは上昇 RCIは頭うち。

ドル円は77.53 雲 基準線の下 転換線77.06の上 ボリンジャー プラスσの上だが、バンドが急速に狭まっている。MACDは上昇 RCIは横ばい。

ダウはバーナンキの講演が追加緩和策に具体的に言及しなかったことで反落。節目を割り込んでいる。東京も節目に届かず。ダウも東京も為替もボリンジャーバンドが急速に狭まってきているのが気になる。要するにいずれの市場も三角持合が煮詰まってきている状況だが、どこにも上に抜けるような材料には乏しく、持合を下に離れることが懸念される。オバマ大統領の雇用対策やFRBの追加対策がポジテイブサプライズになれば別だが、財政の出動は共和党の議会によって制約されており、アメリカの10年もの国債の金利はすでに最低の水準で下げ余地がない。なにか妙案があればいいのだが、政策的な手詰まりは否めない気がする。ヨーロッパの方も、ギリシャの国債はデフォルト水準に近づいており、支援を拡大するにも、各国の議会、裁判所が反発しており、政治的なモザイク状況のEUのもろさがますます露呈している。結局、ドル安によるアメリカの経済の回復が、雇用個人消費に波及するのをじっと我慢して待つというしかないのであろうか。日本にとっての救いは、アメリカの金利がボトムに達したため、円高のプレッシャーが一段落していることぐらいか。
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