総裁は講演原稿で「8月のデータは、同月の会合で提供された追加緩和策を正当化していない」とし、「9月のデータが追加緩和を正当化する可能性は低い」と述べた。
総裁は8月のFOMCで超低金利を2013年半ばまで維持する決定に反対したメンバーの1人。
また超低金利維持を表明したことは、インフレ率を2%、もしくはそれをやや下回る水準に維持するとの連邦準備理事会(FRB)の責務に反すると主張。ただ、2013年半ばまで超低金利を維持する方針を示したことから、短期的にその方針を転換することは「ほぼ不可能に近い」と述べた。
一方で「インフレ率を2%、もしくはそれをやや下回る水準に維持するとの目標と、入手するデータを踏まえ、FOMCの行動を検討する」と述べ、追加措置には反対する可能性を示唆した。
renji-chan-chanの感想
FOMC期待薄、急激な円高はないと考える、あとは大統領の雇用創出案が議会を通過して実行される過程が問題になるのだろうか。まさかの修正案要求とかはないだろうが、慎重に見定めたい。