欧州債務問題はずーーっとくすぶってるんですねえ。
いったんギリシャの2次支援が「決まった」ことで落ち着いていましたが、
このところ「再燃」してるのは
フィンランドがギリシャから担保を取るという話からじゃないですかねぇ。
決まってからたった1ヵ月でねぇ。
いや、これ聞いたときは素朴に「その抜け駆けは他の人たちが黙ってないでしょ」と思いました。
こういうことがあると分裂しちゃいますよね。
ただでさえ立場がそれぞれ異なる欧州各国。
ギリシャの2次支援が行えないなんてことにもしなれば
イタリア、スペインに懸念が広がっちゃうし、
ギリシャ債もってる銀行さんが困っちゃうし。
ギリシャの4大銀行がプロトン銀(中堅)のCB引き受け決定などもあって、
ギリシャの銀行がお金持ってないのはもちろん。
IMFは欧州全体の銀行ではギリシャ国債などの価値の下落による損失が2000億ユーロにのぼるとか。
国際会計基準(IASB)=会計のプロも
ギリシャ国債などの評価の引き下げが不十分として銀行を非難してました。
これは30日だったかな。
その30日のイタリア国債、1日のスペイン国債入札も不調でした。
今晩はもちろん雇用統計が大注目で
米国の景気も引き続き懸念材料なんですけれども、
どうもまたユーロ気になる感じ・・・ですかね。
ドイツの憲法違反になるかどうか判断とかECBとかいろいろありますよぉ。。。