2011.8.20 13:51
三井化学や東芝、三井物産などが大規模太陽光発電所(メガソーラー)の共同建設を計画していることが20日、明らかになった。出力は5万キロワットと国内最大で、投資額は約200億円。2013年からの電力販売を目指す。
電力会社に対し、太陽光など自然エネルギーの買い取りを義務付ける再生エネルギー特別措置法が成立する見通しであることから、メガソーラーによる売電の採算が向上すると判断した。投資額の約9割を日本政策投資銀行からの低利融資で賄う。発電所は愛知県田原市に三井化学が所有する土地(約80万平方メートル)に建設する予定で、発電した電力の全量を中部電力に販売する方針。ただ参加企業や事業規模については流動的な部分も残っている。