【スズキ】1Qは大震災影響の中で好発進となる、…

TIW藤根 靖晃さん
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1Qは大震災影響の中で好発進となる、計画上方修正を予想する

<足元の株価レベルは魅力的な水準>
インド販売鈍化や急激な円高で株価は軟調。しかし、13/3期予想PER11.6倍、実績PBR1倍割れは中期的スタンスで魅力的な水準と考える。
1Q(4-6月)が同社危機対応力の高さを示す好決算であった、小型車やインド事業の中長期的な成長期待、などが背景。市場全体の落ち着きを待ちたい。
<1Qは2割減益に止まる、通期上方修正が見込めよう>
12/3期1Qは国内を中心に大震災や昨年の補助金効果の剥落などの影響を強く受ける中で前年同期から2割の営業減益に止めた。国内販売会社の収益改善、
アジアの増益に加え、懸案の北米及び二輪車事業黒字化が寄与した。合わせて諸費用減や原価低減も効いており危機への対応力の高さを示した好決算と言えよ
う。既に上期営業利益計画の64%を遂行。通期会社計画の上方修正が見込めよう。TIWの従来予想は同社生産の早期回復などを受け今般上方に見直した。
<インド販売は一旦踊り場を迎える>
主要インドの足元販売が前年割れとなるが、市場全体の影響もあるが、新型車への移行、既存工場の供給制約などが影響しているとみられる。今後新型車の発進、工場増設、などにより今後数量は上向くとTIWは考える。(高田 悟)

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