日経平均株価前場終値
13,497.16▼ −95.31 (−0.70%)
始値 13,517.74
高値 13,648.39
安値 13,444.08
1日の東京株式市場は日経平均株価が反落。大引けは前日比95円31銭(0.70%)安の1万3497円16銭だった。米金融保証会社(モノライン)の経営状況に対する警戒感が払拭(ふっしょく)されず、上げに転じる場面もあったが、買いが続かず軟調な展開が続いた。特に格付け会社、スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)がモノライン大手のMBIAの格付けを引き下げる方向で見直すと発表したことが重しになり、売り優勢となった。上海や香港の株価指数が軟調だったことから、午後は一時下げ幅が100円を超したが、雇用統計など米国で経済指標の発表を控えているため、積極的な売買は限られ安い水準の小動きとなった。国内企業の業績見通しに敏感な反応が見られ、特に2008年3月期の連結営業利益予想を下方修正したソニーは朝方から下げ止まらず、昨年来安値を更新。午後に入って一段安となった。
東証1部の売買代金は概算で2兆6251億円(速報ベース)だった。〔NQN〕