米バークシャー:4-6月期74%増益

faichiさん
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8月6日(ブルームバーグ):資産家ウォーレン・バフェット氏が率いる米投資・保険会社バークシャー・ハサウェイの4-6月期(第2四半期)決算は、前年同期比で74%増益となった。ゴールドマン・サックス・グループへの投資収益やデリバティブ(金融派生商品)のリターン向上が寄与した。

  5日の発表によると、純利益は34億2000万ドル(約2700億円、クラスA株1株当たり2072ドル)で、前年同期の19億7000万ドル(同1195ドル)から増加。一部投資損益を除いた営業利益は1株当たり1640ドルとなり、ブルームバーグが集計したアナリスト3人の予想平均1624ドルを上回った。

  バフェット氏は、2008年に出資したゴールドマンなどからの返済資金の利用を検討している。50億ドル相当の出資で配当利回りは年10%だった。返済資金を受け取ったことで、バークシャーは4-6月期に税引き後で約8億600万ドルの利益を計上した。

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