8/1 新展開 債務上限問題解決か 

minnsann123さん
minnsann123さん

本日、懸念材料の1つが消えた。合意額は1兆ドル。問題が解決したのではなく、妥協案が合意されたと言うこと。

 

> 妥協案が下院を通過するためには、茶会党の勢力下にある共和党保守派の反対票を相殺するだけの民主党の賛成票が必要となる。ホワイトハウスのプラフ上級顧問は妥協案について、今後10年間にわたり、財政赤字を2段階で削減する計画で原則合意していることを明らかにした。まず約1兆ドルの歳出削減を実施し、超党派の議会特別委員会がその後の削減策について勧告するという。 

 ただ、3兆ドルの赤字削減計画発表によって金融市場の動揺は収まる可能性があるものの、スタンダード&プアーズ(S&P)によるトリプルA格付けの引き下げを回避するには不十分かもしれない。S&Pは先週、4兆ドルの赤字削減措置が財政健全化に向けた良いスタートとなるとの認識をあらためて示した。

 GFT(ニューヨーク)の通貨調査ディレクター、キャシー・リーエン氏は「合意の結果として格下げが避けられるかどうかは全く不透明だ」と指摘した。 

→ ということで、詳細が明らかになるにつれ、NKは反騰した。

 

NK 画像1

 

為替は、ドルが一時78円台に反騰したが、77円台に。

債務を削減できるかどうかと言う肝心のところは、不安解消には至らない物なので、NKはとりあえず下げたときに空けた窓を埋めるものになっている。画像2

 

picsは軒並み上げているが、アルプス電気は下げた。原因確認が必要。

 

その他、忙しい日になるが、個人的な用件で今夜まで何もできないので、今後どうすべきかもメモできない。(最近、こんなことが多い・・・。悪運つきたか)

 

2件のコメントがあります
1~2件 / 全2件

島次郎さんこんにちは。いつもコメをいただきありがとうございます。

 

米国は、リーマンショック以後も消費で経済が成り立っているのだと思います。その消費の対象が、車から家に移り、それが破綻して、景気回復の手だてが見えず、貧富の差が広がって、オバマが登場。経済刺激策としての金融政策に加える財政支出削減が効果を上げる前に、QE2発動を余儀なくされたという経緯がありますね。

この間に、新興国・中国が台頭してGDP回復のライバルだったわけで、何とかしのぐための資金が底をついたと言うことでしょう。

何年にもわたる景気浮揚、雇用促進、消費拡大、税収増、を目指す政策は、結局、小さな政府という根本に立ち返っているのだということでしょう。だから、両党とも自党の利害にからんで、簡単に妥協できなかったわけです。

 

つまるところ、株価も通貨も景気が良くならないことを織り込もうとしても織り込めない、ということでしょう。どこかの国にもそっくりな状況がありますね。その国には、近隣に、消費してくれる国があるからそちらで稼ぐ道が残されているが、アメリカには、高齢化社会の多国が控えているので消費拡大は望めません。

 

changeは富裕層や高額年金生活者にはありがたくないのです。もうすぐ、中国も同じ症状に陥るでしょう。不動産バブルがはじけたように、中国の生産基盤が綻んでいることが鉄道事故で明らかになりつつあるからです。

 

何はともあれ、今週から来週にかけての株価の乱高下には要注意だと思っています。

島次郎さん
今週は米国景気指標の発表多いので、焦点は米国の景気に移りますね。
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