アメリカの債務上限問題が未解決のまま、月曜日の市場を迎えそう。
すでに織り込んで、株価は下げているし、ドル安も進んだ。相対的に円高が深刻化し、8/1のアメリカでの動き待ちになるとすれば、本日のNKは安値更新しかない。9800円割れはほぼ確実で、ついに9750円を切ることもありえるというところか。
しかし、両党の妥協に向けた駆け引きも見られるので、月曜日の夜半には、少し展望が開けるかも知れないという期待感は出てきた。
以上から、寄りつき9800円台からで、9800円を切り下げるのは後場になるのでは・・・。だか、もし午前中に切り下げてしまえば、後場には、為替の動き次第では下値を探って一時9750円も割り込むかも知れない。割安感が出る銘柄を中心に、後場は買いの動きが見られるものと憶測する。好材料が出なくても反騰するので、このあたりは要注意とみる。
暗いニュースばかりになりそうだが、新潟・福島の豪雨による被害はかなりのものになるとのこと。信濃川流域の洪水は、想定できた被害をもたらしているようだ。列島改造で整備が進んだ新潟でさえ、対策不十分による被害を出しているので、他の地域に豪雨があると、もっと河川の氾濫や土砂崩れ自体が大きくなるか、被害額が大きくなるのだろうと危惧する。(別の見方で言えば、道路整備はできても列島改造までには至っていなかったことが証明された、といえそう。)