時事通信 7月31日(日)6時42分配信
【ワシントン時事】米議会上院のリード民主党院内総務が提案した政府債務の法定上限引き上げ法案について、共和党議員43人が反対していることがマコネル共和党院内総務が30日公表した書簡で明らかになった。上院では31日未明(日本時間1日午後)に、同法案の審議を打ち切り採決を行うための投票を行う予定だが、このままだと可決は困難な情勢だ。
債務上限を引き上げないと8月2日にはデフォルト(債務不履行)危機に陥るが、この期限を目前に与野党対立が改めて鮮明となった格好だ。
リード院内総務は30日午後の記者会見で、反対を表明した「共和党の43人の中には(法案策定で)協力してきた議員もいる」と指摘。意見をくみ取りつつ翻意を促す努力をする姿勢を示した。
債務上限を引き上げないと8月2日にはデフォルト(債務不履行)危機に陥るが、この期限を目前に与野党対立が改めて鮮明となった格好だ。
リード院内総務は30日午後の記者会見で、反対を表明した「共和党の43人の中には(法案策定で)協力してきた議員もいる」と指摘。意見をくみ取りつつ翻意を促す努力をする姿勢を示した。