為替のドル円が今後の日本株に影響を・・・という憶測を、的確に説明した文章が先ほど示された。
> ドル・円の値動きを考えるうえでは、各国株式の動向が重要となりそうだ。米債務問題の混乱を嫌気して各国株式が下落し、投資家のリスク許容度が低下すれば、ドル・円がさらに下落する展開が想定される。「通常、投資家のリスク選好が弱まる場面ではドルも円も買われる傾向がある。しかし、現在は問題の『震源地』が米国であり、リスク回避の際にもドルが売られるため、ドル・円が大きく下げる可能性がある」(JPモルガン・チェース銀行の棚瀬氏)との見方があった。
NKは午前に高値圏から下げたが、後場には高値を探っている。
日本株だけを見ると、反騰かトレンドで上げるべき銘柄はいくつも見られ、相応の上げを記録したことになると思う。ユーロ安もそれを後押ししたと見られる。
しかし、先週からの株価上昇の結果として円高傾向が強くなりすぎて、アメリカの財務問題と大統領選も絡んでドル78円切りが現実問題となってきたので、アメリカ経済の不調と連動する可能性がますます高まっている。
以上の意味から、今夜のヨーロッパ・アメリカの市場動向が非常に注目される。
picsは、相場に沿った上げが見られるが、輸出関連株はドル安で上値が重くなっている。