先週金曜日にダウ平均株価が152.92ドルの急騰を見せたことを映して、今日の日経平均株価も大幅高でのスタートになりそうです。
CMEの日経先物価格(円ベース)9,995円の近辺での寄り付きを想定しています。
ザラバは寄り付きの水準を維持できるかどうかがポイントになりそうです。
国内では、6月のマネタリーベースが発表される他、アスクルなど11社ほどの決算発表が予定されていますが、マーケットに与える影響は限定的と思われます。
ドル円は小幅な動きです。
米国は独立記念日で休場です。
したがって、ザラバを大きく動かす特別な要因は見えません。
気になるのは、大震災後に鮮明な日米株価の連動性。図が示すとおり、日経平均株価が10,000円に達すると、それに対応するダウ平均株価はギリシャ問題で下げ始める前の水準ということになります。
果たしてダウ平均株価がその水準を超えて上昇を続けることができるのか? 個人的には楽観できないと考えています。
したがって、高めの寄り付きの後は、上値の重い展開を警戒する必要があると見ています。
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