NKが寄りつき約9550円から上げ、一服後に9650円まで上げ、調整に入った。・・・これ、昨日の一日の動きか、今日の午前の動きか、分からない。数字は同じだが、肝心のことが書かれていないから、いくつかの真実は表せていない。
ストーリー化すると、本当らしく見えるが、真実は見えにくくなる。
文章化すると、抽象概念も具体的事実も、同じになってしまう。ということだろうか。
「○○」を確認したというとき、抽象的な文章をどう解釈するかで、真実がねじ曲げられる。
首相の退陣という具体的内容を、覚え書き文でと抽象的な言葉でいくら重ねても、真実は見えてこないし、表せない。いわゆる言い逃れを許すことになる。
新聞では、菅さんの退陣と引き替えにされそうになった法案は、会期延長の仕方で禍根を残し、法案成立が危うくなったそうだ。本当なのか、分からない。
分かっていることは、会期は延長され、ねじれ国会のまま、重要法案をいくつも可決していかないと、日本の復活は遅れる、ということではないだろうか。この文章に解釈の余地が残されているのは、「重要」「いくつも」「復活」という3つ。文章が正しかったかどうかを後で評価しようとするとき、この3つをうまく言い逃れすれば、正しく見える文章となる。
ということで、今後は、ストーリー化は分析の時だけにして、後で目に触れるところには書かないこととする。
事実に近づけてNKの動きを。
昨日の一日分を午前にすませてしまったかのような動き。振り出しに戻すということか。
だとすれば、この後は下げしかないのでは。あくまでチャート的に見ると、ということだが、政局の混乱の長期化予想からも、株価の一旦の下げは、可能性が高いと憶測する。
為替は昼頃、やや円安になっている。