バーナンキFRB議長が、米国景気の回復が遅れていることを指摘しながらも、量的金融緩和政策第3弾の必要性に言及しなかったことを背景に、ダウ平均株価が2時半以降大引けにかけて調整色を強め、80.34ドル、0.66%安で終えました。
VIX指数は1.80%低下しましたが、大引けにかけて急速に上昇して、投資家心理が悪化したことを示唆しています。
この動きを映して、今日の日経平均株価は下げてのスタートになりそうです。CMEの日経先物価格(円ベース)9,555円を、今日の寄り付きのメドとしています。
ドル円が大きく円安に振れていることがザラバの下支えとなり、比較的に堅調な推移を想定しています。
国内には重要な指標の発表は予定されていませんので、海外の動向に影響を受ける展開となりそうです。5月の新築住宅販売統計と耐久財受注の発表を控える米株先物の動向に注目する必要がありそうです。
「人気ブログランキング」に参加しています。記事がお役に立ちましたら、下のバナーをワン・クリックお願いいたします。大きな励みになります。
本文中で使用しているデータやグラフ類は主に次の各社の公表しているものにお世話になっております。経済産業省、内閣府、日本銀行、東京証券取引所、CME GROUP、CBOE,CNN MONEY、MSN MONEY、アット・ニフティ・ファイナンス、Yahoo!ファイナンス、東洋経済新報社、サーチナ、ゴールデン・チャート、外為どっとコム