23日のNYはようやく下に長いひげをつけて陽線を描いて反発した。ちょうど転換線のすぐ下でとまってしまったので、もう一息頑張って、転換線を越えられれば当面あげてゆくことができるだろうが、そうなるかどうか。週足でみると、みごとに12090ドルの雲の上限に遅行線がぶつかって反発している。この雲の上限がしばらく下の支えとなりそうだだ。だが、ボリンジャーなどをみるとまだ下値への勢いは強い。このすごく大きい振幅が底入れであるといいのだ。ただあくまでもまだ短期の自律反発の戻りで、本格反騰はまだ遠い。
日経平均は、昨日の高値をようやく超えたが、まだ窓をとりに行く力はなく、日足でも転換線のはるか下に位置している。しかし月足をみつと、12602という月足の雲の上限で、ちょうど止まってもどしているので、このへんがとりあえず支えになるのではないか。