ソードさんのブログ
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被災で忘れられていることは?
皆様、震災から二ヵ月半たちましたがいかがお過ごしでしょうか?
私は、派遣社員なだけに今後の景気次第では失業者になるので日々戦々恐々してます。
で、今日のお題にある被災で忘れられていることとは何か。
それは、悪化する失業問題です。
えっ、そんなもんすでにわかっているって。
いえいえ、すでに日本の震災関連の倒産がもう阪神の震災で発生した累計数を突破してます。
(どこまでが震災倒産なのか基準によって違いますのでなんともいえませんが)
正直、私はこの問題はあと数年は尾を引くと思います。
なんせ、経営者にしてみれば究極の金科玉条を手に入れたようなもの。
部下を首切りするにも、「東北地震の影響で・・・・・・・」って言えば免罪符。
上場している企業も、数年はこれを使えば配当据え置きや0配当も使えます。
まあ、やじっていてもしゃあないので建設的な意見を。
とりあえず、東北経済圏の再建として震災の影響がすくないエリアにとにかく産業を興すことが必要です。
なんせ、潜在的な失業者(漁師とか農家なんかは求職活動をどこまでやっているかわかりませんからね)は下手すりゃ100万人突破しているかもしれません。
(少し前の時点で60万人って数値があったので、カウントされにくいパートとか入れればここまでいくかもしれませんね)
現状、福島で産業興すのはちと無理があるので、青森・秋田・岩手(の一部)などの比較的被害が少ないエリアに産業を起す場合は優遇を与える政策が必要でしょう。
それも手厚く。
で、なんでここなのか。
まあ、本人の希望もありますが、現在の被災者向けの雇用は完全に自分の地域から離れたエリアにきています。(一部は配慮もありますが)
ただ、これだと地域の崩壊を進め結果として地域再生には寄与しません。
とはいえ、被災地に産業興してもそこで生産されたものなんか誰もかいません。
きつい言い方ですが、やっぱり安心できないのが消費者の本音です。
(たとえ検査とかして安全だとしても二の足をふんでしまいます)
で、次善の策として、エリア的に近い場所に雇用を作り、いずれ被害(というか原発事故ですが)がおちつけば徐々にその産業を被災者が元住んでいたエリアに移していく。
そうして、地域の経済と再建を進めていくのがいいと私は考えます。
まあ、いろいろ難しいことがありますが、単に支援だけでなく雇用などの経済的な自立も進めていかないと数十年たっても震災後の影響がって話にもなりかねません。
にしても、一昨日の茶番はひどかったな~。
被災者だけでなく、日本人が世界から見て誤解されるからいい加減にしてくれ!
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