映画ずきのしんちゃんさんのブログ

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ダウ急落

6月1日の日経平均は9719.61(+25.88) 雲 転換線の上、基準線9711をわずかに上回ったが、ボリンジャーはTP9661のすぐ上、MACD RCIは上昇。トレンド系指標は好転しており、節目をかすかに抜けてきているが、勢いはまったくない。

ダウは12290.06(-279.73)大きく下落。雲上だが、基準線 転換線の下、ボリンジャーはマイナス2σも切ってきた。MACD RCIは頭うちになりそう。週足も転換線をきってきており、上昇トレンドラインを割り込んできていて、まだ基準線12100台はまもっているものの、このあたりをきってくると中期的にも調整入りの可能性がでてくる。

ドル円は80.96 雲の中、基準線 転換線の下、ボリンジャーはマイナスσの上、MACDは下げており、再びじわりと円高方向だが、勢いはない。

管内閣への不信任案提出で、政局不安が一気に拡大した。被災地の声をTVできくと、まだ避難所で暮らす人々がたくさんおり、原発も安定していない状況の中で、政局にエネルギーを割くというのは、やはり国民の支持を得られないのではないか。管さんが頼りないのはよくわかるが、それならば、この際、いきさつにとらわれず、危機を乗り切るまで、内閣に自らはいって、泥をかぶってぞうきんがけでもなんでも仕事をするのが筋道と思えてならない。責任論やトップの交代は、一段落してからやるのが常識ではないだろうか。小沢さんの動きにいたっては、自分の権力を守ろうとするようにしかみえず、天才的な剛腕政治家も、ついに政治感覚が鈍ったのではないかと疑いたくなる。日本の政治の劣化は目を覆うばかりだ。

一方アメリカはIMSの指数が予想を下回り、ダウは苦しい展開。景気回復は踊り場にきているという認識が広がっているようだ。ADPの民間雇用統計も予想を下回り、月初めの雇用統計が心配される。大震災の影響ともいわれているが、そういう一時的な要因によるものかどうか、見極めが必要だ。ギリシャ不安も深刻さをましており、この影響も無視できない。ダウの週足MACD、RCIも下げ始めていることをみると、2%を超す下げ自体が一時的な要因であったとしても、これからしばらくは数か月におよぶ調整が必要になるかもしれない。
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