負け犬の、負け犬による、負け犬のための相場展望30

ギリシャ問題、ユーロ圏の銀行の不正取引などで、ユーロが上げ下げした。6月9日にECB理事会があり、ユーロの金利についての話題もあるかもということである。
ドルはアメリカの指標の悪化をうけて、ヘッジファンドがQE3もあるかもということでドルが81円割れ。
豪ドル、NZドルをはじめとする資源国通貨は値上がり(これもQE3のうわさのためか?)。
日本は、菅首相の不在の間に、内閣不信任案についての動きが活発化。小沢はある意味、党首選に敗北したことが幸いしたようである。もし、党首選に勝利していたら、震災の対応のまずさで叩かれていたかもしれない。恐ろしいことに、どのテレビ局のニュースを見ても、がんばって会社を再建しました的な、報道ばかりであり(それはそれで良いのだが)、国会議員の震災復興についてのまともな意見、それは震災復興プランなどが全く報道されておらず、どういうふうな形のもので、新しく再建される街、都市などどのようなものになるのかとか一切報道されず、不信任案がどうのこうのという報道ばかりで、そのレベルの低さに驚かされてしまう。つまり、国の震災に対する対策が一切報道されていないのである。
これが先週までの状況。さて来週は、相場はどう動くでしょうか?
<為替相場>
ドル円   79.80~81.80
ユーロ円  113.50~117.50
ユーロドル 1.4150~1.4450 ただし、ギリシャとドル次第で、1.4000われもありかも?
ユーロの予想が難しいところである。ギリシャの財政問題で、ギリシャ与党が、野党と債務危機脱却に向けた協議が物別れに終わったとのこと。
そろそろ、このギリシャ問題も山場を迎えそうな雰囲気になってきたのと、ベルギーだったかな?が格付けを引き下げられた。ある意味、豚以外あまり気にも留めていなかったユーロ圏のほかの国々のなかにも、何らかの良からぬ状況が芽生えつつあるのか、ただ、今まで目立たなかっただけなのか?
指標的に固まっているのは、5月31日の火曜日か。まず、朝方は、震災で注目されている日本の4月鉱工業生産が発表され、夕方にドイツの失業率、夜には、アメリカの消費者信頼感指数が発表される。注意が必要か?
来週は、5月30日のアメリカ、イギリスが休場であるが、上にあげた、5月31日だけでなく、週末まで、中国の指標も発表され、ユーロ、アメリカ、日本、イギリスと重要指標がびっちりである。ある意味、経済状況の底堅さが確認されれば、円安になるかもしれないかな?
来週は、NZドルの円での売りで、66.50くらいで少し売りたいと考えています。
QE3の噂があるのと、中国が買いを入れているという噂があるので注意が必要か。しかし、人口1000万にも満たない、NZドルをそんな高値で中国が買うのかな?
<株式相場>
日経平均     9350~9650
狭いレンジ内での動きか?しかし、ドルが下落してもあまり反応がなくなってきているので、そろそろどちらかに動きそうである。ダウとユーロとに過剰反応するようである。

 

この頃、もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだらという本が売れているらしくドラッカーのマネージメントの手法で、野球部を甲子園で勝たせるという内容らしい。もちろん、出版業界は二匹目のドジョウを狙ってくるはずで(もちろん、2匹といわず、3匹でも4匹でも、ひょっとすれば、5匹でも、えっ5匹もといわれるかもしれないが、そんなものでは足らず10000匹までも狙ってくるかも)。以下にその予想されるタイトルを上げる。

もし高校野球の女子マネージャーがヒットラーの『わが闘争』を読んだら、高校野球の女子マネージャーがヒットラーの『わが闘争』を読み、野球部で独裁者になってしまうという内容。

もし高校野球の女子マネージャーがホルストの『馬鹿について』を読んだら、高校野球の女子マネージャーがホルストの『馬鹿について』を読み、野球部の部員を『知能が低すぎる馬鹿』『知能が正常な馬鹿』『知能が高すぎる馬鹿』の三つのタイプに分け、その対応を真剣に考えるという内容。

もし高校野球の女子マネージャーが田川水泡の『のらくろ』を読んだら、高校野球の女子マネージャーが田川水泡の『のらくろ』を読み、野球部の部員とともに犬化してしまい戦争を始めるという内容(はじめは二等兵から、ほんならそうする)。

もし高校野球の女子マネージャーが小笠原恭子の『現代語訳 歌舞伎名作集』を読んだら、高校野球の女子マネージャーが小笠原恭子の『現代語訳 歌舞伎名作集』を読み、野球部の部員とともに、くまどりになってしまうという内容。

もし高校野球の女子マネージャーが佐野眞一の『ニッポン発情狂時代』を読んだら、高校野球の女子マネージャーが佐野眞一の『ニッポン発情狂時代』を読み、野球部の部員とともに、発情してしまうという内容。
今後、このようなタイトルの本が、出版され、大ヒット、果ては、アニメ化、映画化すること、

疑いなし!!

3件のコメントがあります
1~3件 / 全3件
(退会済み)

なるほど、ギリシャの救済策は予定通り行う可能性が高そうですが、

デフォルト以外でギリシャがユーロから離脱する可能性もありえる感じですね。

 

モウ山さんの意見を参考にさせてもらって自分なりに考えてみたのですが、

ユーロドルはあまり下げず1.5目指して上昇する可能性もありそうですね!

できるだけ、救済コストが安いうちに救済するべき。

ひょっとしたら、ギリシャをロスカットするかも?

スペインまで行くと、あまりにも大きすぎて、手の打ちようがなくなるでしょう。

ギリシャは、むかしから、碌な産業もなく、戦後、2回かな?万歳しています。

ギリシャというよりも、銀行が、危ない国債?を買いこんでいるのが問題で、豚諸国の破たんが、金融システムにどのような影響を与えるかということではないでしょうか(ユーロ圏というのはあまり分からないので、ありきたりなことしか書けませんが、こんなところではないでしょうか)。

(退会済み)

自分は勉強不足でファンダを考えて上手くまとめられないのですが^^;

EUについては、

ECB的にはPIIGSを満遍なく助けるのか?

利上げして崖から突き落とし、這い上がってきた者だけを助けるのか?

どちらになるのかな??と見ているのですが、

モウ山さんは今後EUはどのようになると見ておられますか?

 

 

のらくろ、歌舞伎名作集、ニッポン発情狂時代、verが出版されたら、

読んでみたいです(笑)

モウ山 ウシ象さんのブログ一覧