米国株式市場が下落しています。現在(24時:日本時間)ダウ平均株価は70ドル安の近辺で推移しています。
1-3月のGDP改定値が季節調整済み前期比で1.8%増と据え置かれ、コンセンサスであった2.2%増を下回りました。また、週間ベースの新規失業保険申請件数が42万4千件と事前予想の40万4千件を上回りました。
このような経済指標がマーケットを押し下げていると見られます。
今日はこの後も停滞気味な推移となる懸念がありますが、一段の下落幅拡大は避けられると考えています。
理由の一つは為替の動き。経済指標発表後に急速にドル安に振れたのですが、その後落ち着きを見せています。
もう1つはハイテク銘柄の堅調な動き。マイクロソフト、ヒューレット・パッカード、シスコなどの底堅い動きが目を引きます。この動きを背景に、ナスダック総合指数は2ポイント程度のわずかな下げにとどまっています。
円安に振れたこともあって、明日の日経平均株価の寄り付きに対する影響は幾分小さなものになりそうです。ただし、前日に大きく上昇した反動を勘案する必要がありますので予断は許しません。
「人気ブログランキング」に参加しています。記事がお役に立ちましたら、下のバナーをワン・クリックお願いいたします。大きな励みになります。
本文中で使用しているデータやグラフ類は主に次の各社の公表しているものにお世話になっております。経済産業省、内閣府、日本銀行、東京証券取引所、CME GROUP、CBOE,CNN MONEY、MSN MONEY、アット・ニフティ・ファイナンス、Yahoo!ファイナンス、サーチナ、ゴールデン・チャート、外為どっとコム