4月の米新築住宅販売は32万3千件と予想されていた30万件を大きく上回りました。
このニュースを受けてドル円が円安に振れましたが、比較的に小幅で、しかも多少円高方向に戻る動きも見せています。
前日比30ドル高近辺で推移していたダウ平均株価も、むしろ上げ幅を縮小しました。ただ、現在（23時15分：日本時間）は33ドル台に戻しています。
おそらく、強う販売件数を事前にある程度織り込んでいたことの反動が為替やダウ平均株価の動きに表れたと考えています。
今後の推移は見通しにくいところですが、ダウ平均株価については一段の上げ幅の拡大は期待しにくいと思います。
同時に発表された5月のリッチモンド連銀製造業指数が-6と、コンセンサスの+9を大幅に下回ったことがブレーキの一つになりそうです。
そして、何よりも前日に130.78ドル安となったダウ平均株価の反騰としては上げ幅が小さく、基調の弱さを感じさせることが気になります。
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