米国株式市場が大幅に下げて推移しています。スタートして30分も過ぎていませんが、現在はダウ平均株価が145.6ドル、1.16%安、ナスダック総合指数が47.69ポイント、1.70%安となっています。
背景は欧州の財政懸念。フィッチ社がギリシャの信用格付けを3段階引き下げ、S&Pがイタリアの見通しを安定的からネガティブに下方修正しました。加えて、スペインの選挙で与党が惨敗したことも話題になっているようです。
株価面では、イタリア(FTSE MIB)が3.29%と急落しているのが目を引きます。スペイン(IGBM)は1.51%、ギリシャ(アテネ総合)が1.29%ほど下げています。
ユーロ安ドル高が進んだことも、今日の米国株式市場の重石となっていると見られます。
個人的には、ザラバで多少戻す可能性が高いと見ていますが、予断は許さないようです。
東日本大震災後は、再び日米株価の連動性が高くなっていますので、明日の日経平均株価は厳しいスタートになりそうです。
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