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借り物

親と一緒にして楽しいことは?

 最も多かったのは「外食に行く」。時には嫌いな食べ物が出ることもある自宅と違い、好物を選んで食べられることが理由のようだ。「好きな物を注文できて、たくさん食べられるから」(小学女子)、「おいしい物が食べられて、のんびりおしゃべりできる」(中学女子)といった声が多かった。

 外食以外でもお出かけ関連の人気が高かった。2位に「旅行に行く」、4位に「デパートなどでのショッピング」、8位に「遊園地に行く」などが入った。「ずっと家族と遊んでいられるから」(中学男子)と「旅行」を挙げる子どもがいる一方で、「勉強しなくてよいし、怒られない」という中学男子も。「欲しい物を買ってもらえるかも……」(中学男子)という期待があるから「ショッピング」と回答したケースも目立った。



 「家で一緒にご飯を食べる」(4位)では、小学女子が「全員で話をしながらおいしい食事ができる」と回答。「ほっとする」(小学女子)、「安らぐ」(中学男子)という声もあった。



 ただ、親との会話を楽しく思う子どもは、年齢が上がるにつれて減る。この傾向は特に男子で顕著で、「おしゃべり」を選んだのは、小学生では男子で30%、女子で34%といずれも3割を超えたが、中学生では女子は28%だったが、男子は16%にとどまった。



[日経プラスワン2011年2月5日付]

 

「親孝行消費」広がる 家事代行やリフォームの贈り物


 

 20~30代の若者が親のために商品やサービスを購入する「親孝行消費」が広がってきた。独身者や共働き世帯が多いこの世代にとって、親は家計や子育てを助けてくれる存在。感謝の気持ちとともに、今後の支援継続への期待も込められているようだ。企業も「親孝行」をうたう商品を相次ぎ発売している。



 




 


娘から浴室掃除代行のプレゼントを受けた女性(東京都杉並区)



 「親に感謝を伝える場として使ってほしい」。ウェスティンホテル大阪(大阪市)は4月、新社会人を対象に、宿泊と朝夕食をセットにした「親孝行バックアッププラン」を発売。ディナー付き宿泊料金を通常より6割低い3万円に抑え、メッセージを添えた生花を届けるサービスも付く。



 かつては気恥ずかしさも感じられた親孝行という言葉は「今の若い世代に抵抗感はなく、むしろきっかけを求めている」(ホテル)と考え、あえて商品名に冠した。インターネットのみの販売ながらアクセス数は4000件を突破した。



 「いつも世話になっている母のため」。東京都杉並区の会社員、松村薫さん(36)は4月下旬、同居の母親(68)に家事代行サービスをプレゼントした。1時間半かけて浴室を掃除するプランで1万2600円だ。



 利用したのは家事代行のカジタク(東京・中央)。同社は昨年5月に風呂や換気扇掃除のプランを商品化し、今年3月末までに4000件の利用があった。東日本大震災後の4月には新たに2000件を受注。30代前後の問い合わせが通常より2割多かったという。



 所得の伸びが期待しにくく、共働きが多い若い世代は親の援助を求める人も多い。一方、一人暮らしが増えつつある親世代にも、安定した老後生活のために子供との密接な関係を保ちたい意向は強い。内閣府の「国民生活に関する世論調査」(2010年)によると、「老後は息子でも娘でも同居か近居をしたい」と回答した親は02年の2倍の23%に増加した。



 若者消費に詳しい第一生命経済研究所の副主任研究員・宮木由貴子氏は「親へのプレゼントは感謝とともに次の支援を期待する意味もある。親も頼られたい気持ちが強い」と分析。親と子、両者の思惑の一致が親孝行消費拡大の背景にあるとみている。



 こうした需要を狙う商品も次々登場している。



 熊本県黒川温泉の旅館、奥の湯では2年ほど前から50~60代の親を連れた客が増え始めた。「若い人が親との旅行を恥ずかしがらなくなった」とみて昨年9月に写真撮影などの特典を付けた「親孝行プラン」を発売。たちまち人気商品となり、多い日は5組が同プランを選ぶ。金融機関ではスルガ銀行がゆうちょ銀行と提携し、建て替えやリフォームを対象とした住宅ローン「親孝行応援型」を取り扱っている。

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