雇用統計は改善

[映画ずきのしんちゃんさん]

週末６日の日経平均は9859.20(-145.00)　雲　基準線　転換線9768の上を維持、ボリンジャーは　プラスσ９７８８の上、MACD　RCIはなお上昇。ダウの急落を受け、大きく下げたものの、日足の転換線近辺で下げ止まり、転換線を維持した。

ダウは12638.81(+54.64)　雲の上だが、基準線　転換線の下、ボリンジャーはTPの上、MACD　RCIは頭打ちしている。かなり下げてきたが、TP２５日12490も、週足の転換線12215も割り込んでいない水準にまだあり、目先の調整だが、中期はなお上昇基調を維持している。

ドル円は80.63基準線　転換線の下、80.49の雲の下限近辺。ボリンジャーはマイナスσの少し上MACDは依然底ばい。

日経平均は、大きく下げたが意外にしぶとく底堅い展開。ダウも中期の節目はまだ守っている。ただドル円は、円高トレンドに極めてまだ強い勢いがあり、８０円割れの危険が去らない。８０円をきってくると、日経平均にはつらい展開となる。

４月の雇用統計は２４万人増と１１か月ぶりの大幅増、予想を大きく上回った。ダウは下げてきたが、この雇用の回復でまた上昇ピッチを週明けに取り戻す可能性が大きいと思われる。為替のトレンドがすくなくとも円高方向へ傾斜しなくなれば、日経平均もあとをおいかけられるだろう。