トキつがい抱卵中止3組目に
佐渡市で放鳥され、ひなの誕生が期待されているトキのうち、けさ、1組のつがいが卵を温める 「抱卵」 を
やめたことが確認されこの春、抱卵をやめたつがいは3組目となりました。
現在、ほかに1組が抱卵を続けており、別の2組も抱卵の可能性があるということです。
環境省によりますと、佐渡市で放鳥されたトキのうち、5歳のオスと3歳のメスのつがいがけさ早く、巣を
作っている草などを外に捨てる様子がみられました。
つがいが巣を空けたところでなかを観察したところすでに卵は残っておらず、卵を温める 「抱卵」 を
やめたことが確認されました。
巣が観察できるつがいのうちこの春、抱卵をやめたつがいは3組目となりました。
しかし現在も1組のつがいが抱卵を続けていて、今月中旬から卵がふ化する時期に入るということです。
さらに巣は確認できないものの別の2組のつがいも抱卵している可能性があるため環境省は観察を
続けることにしています。
環境省の長田啓首席自然保護官は 「抱卵をやめたつがいは期待が高かったので非常に残念に思う。
ふ化の難しさを実感している」 と話していました。
05月04日 09時43分
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自然の中でヒナ誕生に期待がかかる放鳥トキ。
2日の2例目のふ化失敗に続き、3日もまた1組が卵を抱くのを やめたことが
わかりました。
(3日 19:30 更新)<BSN>
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やぁ ~~ もう 頼むから 、抱卵している 卵を “ 放らん ” てねぇ ~~ ( ^ ^ゞ