医療業界における財

MAさん
MAさん
最近医療業界の株式会社参入が噂されているがはたしてどうなのだろうか!
この株式参入が認められているのは現時点でアメリカのみである。しかしその企業の状況は散々足るものでありそのため日本の株式参入も批判され続けている。

現状の病院経営では8割以上が赤字経営に至っておりその一つの原因として現場の非効率的な役務にある。

そこで医業経営の効率化に市場原理を持ち込めばすむのかといえば、そう簡単にはいかないのがこの財の厄介なところではないでしょうか!
 
規制緩和論者が単純に主張するごとく、経営の効率化に、株式会社の手法を役立つとするのはよいが、それがそのまま株式会社方式が優れているイコール、株式会社を導入するとなるのかどうかです。

まずは扱う財の性質が基本的に異なるとは思います。

規制緩和論者は、現状の病院の非効率の否定と効率化を求めるあまり、論理に飛躍がありすぎる気はします。医療経営者が株式会社の勉強をするのは良いのですが、それが直ちに株式経営するということとは、全く意味が異なるということかと思います。
病院経営のみの面からのみ、考えるのは視野が狭い。あくまでマクロ的な医療経済的な視点が大切な気はします。
2件のコメントがあります
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MAさん
siozukeeeeeeさんコメントありがとうございます。

私もあり得ないとは思うのですが現状このままでは厳しいような気がします。
「資本と経営の分離」という言葉がありますが医療業界にこれを当てはめると「現場と経営の分離」というものが必要になって来ると思います。
確かに医療技術は進歩し先行しているかもしれませんが医療体系はどうでしょう?グローバルスタンダードという観点からは大分遅れをとっている様な気もします。
だから可能性はゼロではないって事ですね!
医療だけは株式会社化しないで欲しい。
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