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武田薬品工業 (4502)

◎武田薬品、中国・江蘇省に販売会社を設立
発表日:2011年4月28日
中国における新販売会社設立について

 当社は、このたび、武田(中国)投資有限公司(上海市、以下、「武田(中国)投資」)の100%出資の販売会社として、武田薬品(中国)有限公司(以下、「武田薬品(中国)」)を江蘇省 泰州市の特区であるChina Medical City(中文名:中国医薬城、以下「CMC」)に設立しましたので、お知らせします。
 武田薬品(中国)を設立したことに伴い、天津武田薬品有限公司(天津市、以下、「天津武田」)の販売・マーケティング機能は、今後、武田薬品(中国)に段階的に移管され、武田薬品(中国)が、本年3月25日に公表した事業拡大を担うこととし、天津武田は製造に特化する会社となります。また、武田(中国)投資は、両社の親会社として中国事業全体を統括することとなります。
 武田薬品(中国)は医薬品輸入・卸販売許可を取得しており、完成品の輸入が可能です。同社は、天津武田による現地製剤・包装化を行った製品に加えて、完成品輸入のオプションを持つことになり、中国における医療用医薬品の製品ラインアップ拡充に向けた柔軟な対応を取ることができます。さらに、OTC(一般用)医薬品事業についても、当社のアリナミンRブランドなどによる中国への進出について、本格的に検討を進めていきます。
 泰州経済開発区 党務工作委員会 書記の何榕氏は、「武田薬品が新販売会社を設立し、CMCが持つ、中国で最高レベルにある医薬ハイテク産業向けのインフラを活用されることを嬉しく思います。CMCでは、武田薬品(中国)の事業運営を全面的にサポートしてまいります」と述べています。
 当社のコーポレート・オフィサー アジア販売統括職の平手晴彦は、「武田薬品(中国)を設立し、中国における飛躍的な成長に向けた新たな事業基盤を整えることが出来たことを大変嬉しく思います。今後、既発売品の販売拡大、2型糖尿病治療薬SYR-322、不眠症治療薬Ramelteonの開発加速、天津武田のさらなる生産力と品質管理体制の強化に取り組むことにより、中国の人々の健康に一層の貢献を果たすとともに、中国市場における当社のプレゼンスを確立してまいります」と述べています。

※「中国における各社の役割」などは、添付の関連資料を参照
リリース本文中の「関連資料」は、こちらのURLからご覧ください。
「中国における各社の役割」など
http://release.nikkei.co.jp/attach_file/0279774_01.pdf
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