信用取引は投資か?

坂本彰さん
坂本彰さん

私は信用取引(その他、すべてのレバレッジ商品を含む)を
やりません。


ある程度の資産も出来てきたので、無理に増やそうとはせず
長く株の世界にいたいと考えているからです。


キャピタルゲインを中心に投資先を決定してはいますが、
配当金や株主優待を得るのも楽しみの一つです。


それとは逆の考え方がレバレッジ取引ではないでしょうか?


レバレッジ取引の危険性をいくつか挙げますと


・短期的に儲けようとしている人がほとんど

・相場の流れに乗れると思っている

・欲が深い

・目先の結果に左右されてしまう

・リスクを過小評価している


などがあり、現物株に比べて、キャピタルゲインが中心の
世界になります。


個人的には、現物取引と全く違う世界であると認識していますし
信用取引は投資ではないと判断しています。


一時的に成功しても、たいてい惨敗して終える結果が
大半です。


中には持ち金がゼロになったり、借金を抱えてしまう
人もいます。


これでは、投資というのは建前だけで、結果から見れば
ギャンブルと何が違うのかなと思うのです。


株を保有する理由も、安いから、価値があるから、などの
根拠がなく、ただ「上がるから、下がるから」という
直感に頼ることになります。


投資家とは全く違う考え方になってしまうので、現物株と
同じような考え方で望まないことです。


株に限らず、投資は余裕資金でやるものですが、信用取引を
することで「余裕」がなくなります。


出来ることなら、避けておきましょう。


私が覚えている言葉で「1個のリンゴは10個にならない」という
例えがありましたが、まさにこれがレバレッジ取引の恐ろしさを
表していると思います。


今、信用取引やレバレッジ取引をしている人、考えている人は
リスク面をもう一度、深く再確認したほうがいいです。

 

http://saig.livedoor.biz/archives/2130396.html

 

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5件のコメントがあります
1~5件 / 全5件
こんばんはミ★( * ^-゚ )v Thanks!!★

私の高齢のおじいちゃんの時代から信用で損をしている人の話を聞きます。

高齢の父も普通の人よりも少し資金のある旧友も投資にのめり込んではいけないと申しております。

きっと何かあるような気がします。

私はもともと生活費や必要なお金をドンと賭けて投げるだけの技も実力も持っていません。
(退会済み)

ただ株の信用取引のレバレッジは高々知れてますけどね~。

僕は追証食らわないように二倍程度に抑えてます。

確かに現物で勝てない奴は信用でも勝てないですが、現物で勝てるなら信用でも勝てます。

逆に言えば信用で勝てないから現物で勝てるのかと言ったらそんな簡単なものではないと思いますけどね。

1年、2年の長期トレードする人は信用は向かないかもですが、僕は長くても数ヶ月保有なので信用取引は重宝しています。

結局は自分なりの勝率の高いトレードスタイルを確立出来てるかどうかに尽きるんじゃないかな~…。
(退会済み)
サカモトさん こんにちは。

私もサカモトさんの考えと同じです。
私の日記にも書いていますが、大学で証券市場論を学んだ時に教授がいった
言葉が、

「株は現物で始めて利益がコンスタントに出せるようになったら、信用
もやればいいけど、現物で儲けられない奴が信用やると大変なことになるよ。」

私はこの教授のことばとおりに現物のみのトレードでそんなに利益も上がら
ないので信用はやっていませんが、教授の言葉は正解だと思っています。

大体株で、田んぼや畑失うのは、無謀な信用取引きの結果っていうのが多いです
ものね。現物だけだとそれが紙くずになっても、家や田んぼは取られないです
もの。このあたりのルールをしっかり理解してから株式トレードやればいいです
が。・・
yuhsanさん
こんにちは!
返事が遅れてすみません。
信用取引にたいする一つの考え方なので、間違いだというつもりはありません。
ただ、せっかくの信用制度を利用しないのはもったいないと思います。

制度としての信用取引は、株券の担保さえあれば低利ですぐ貸してもらえることです。もし、ほかの方法で金を貸して貰おうとすれば、やれ保証人だやれ担保だと大変な上、金利も馬鹿になりません。
制度上の問題点は、6ヶ月の期限があること、担保切れの場合の追証があることなどです。
そこでこれらのメリット、デメリットを理解したうえで、私は以下のような方法で信用取引を利用しています。
1)信用を短期で使わない。つまり長期投資と同じ考え方で銘柄選定しタイミングを図ります。つまり投機的な使い方をしないことです。値動きの激しい株を信用で買わないことです。
2)期日までもってだめだったら損切りします。購入時値動きのないときに買っていますので期日がきてもそんなに大きくやられません。また信用の期日売りの圧力も強くありません。
3)無期限信用はやりません。制度信用の期日は、損切りができますし、コストの管理も可能です。かえって好都合です。
4)空売りはやりません。本では両建て空売りをやることが信用の妙味といった記述がありますが、こんなのに乗ってはいけません。買い一本で十分儲かります。
5)レバレッジは1倍までとします。担保は3倍ほどの資金が借りられますが、最大担保価値を上限として、これ以上は借りません。追証が怖いからです。

株式投資は、どんな方法をとってもギャンブルです。信用取引でだめなら現物投資でも結果は同じです。現金がなくて株が欲しいとき信用でとりあえず買っとくというのは、時間を有効に使うありがたい制度です。
最近では、信用の手数料を下げる会社が増えて、6ヶ月間借りたコストは大体1~2%でそんなに高くありません。1ヶ月程度で現引きするなら、現物で買うのとそんなにコストが変わりません。
ぜひ、信用のいい点を理解したうえで、あなたの株式投資をより効率的にしていただきますよう。
(退会済み)

う~ん…

参考にならなかったな~(-.-)
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