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多発性骨髄腫治療剤「ベルケイド」の剤形追加・適応追加を申請
◎武田薬品、多発性骨髄腫治療剤「ベルケイド」の剤形追加・適応追加を申請
発表日:2011年4月26日
米国における多発性骨髄腫治療剤「ベルケイド」の剤形追加および適応追加の申請について
当社の100%子会社であるMillennium Pharmaceuticals, Inc.(米国マサチューセッツ州ケンブリッジ、以下「ミレニアム社」)は、このたび、注射製剤である多発性骨髄腫治療剤「ベルケイド」(一般名:ボルテゾミブ、以下「ベルケイド」)について、剤形追加および適応追加の申請を米国食品医薬品局(FDA)に実施しましたのでお知らせします。
剤形追加はベルケイドの皮下注射投与製剤を申請したものであり、適応追加は、リツキシマブとの併用による再発性濾胞性リンパ腫の適応を申請したものです。
ミレニアム社のChief Medical OfficerであるNancy Simonianは、「ベルケイドを通じて、より多くの患者さんに貢献したいとの思いで、剤形追加および適応追加の申請を行いました。引き続き、これら申請について、FDAと連携し、取り組んでまいります」と述べています。
今回の剤形追加申請および適応追加申請は、2010年12月4日から7日にかけてフロリダ州オーランドで開催された第52回米国血液学会年次総会(ASH)において発表した試験結果に基づくものです。なお、剤形追加申請にかかる試験結果については、4月19日に「Lancet Oncology」のオンライン版に掲載されました。
ベルケイドは、現在、静脈注射の剤形で、多発性骨髄腫および再発性マントル細胞リンパ腫(非ホジキンリンパ腫のサブタイプ)の効能を取得しており、90カ国で23万人以上の患者さんに使用されています。
以上
<ベルケイドについて>
ベルケイドは、ミレニアム社とOrtho Biotech Oncology Research & Development (Johnson & Johnson Pharmaceutical Research & Developmentの一部)によって共同開発されました。ミレニアム社は米国において販売権を有し、Janssen-Cilagが欧州を含めた米国以外の全世界における販売権を有します。なお、武田薬品とヤンセンファーマ株式会社は2010年5月、日本におけるベルケイドのコ・プロモーション契約を締結しました。
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