答弁のため挙手する菅首相(共同)
菅直人首相が26日、国会内を移動中に大学生約20人と会った際、「私よりも人気のある首相になって」とエールを送る一幕があった。野党や民主党内から「東日本大震災対応に一定の道筋が付いたら退陣を」と迫られる中、つい自虐的な言葉が出たようだ。
学生は早稲田大学で政治関係のサークルに所属。引率者が「将来政治を志すかもしれない若者です」と紹介すると、首相は「大学で勉強して、日本のためになる人になってください」と笑顔で激励した。(共同)
[2011年4月26日20時19分]